“諦めないから” ページ22
涼太は自宅待機になったらしい
先生に聞かれても否定も肯定もしなかったんだって
楓「誰があんなことやったんだろね」
『うん…』
「峯崎さん、ちょっといい?」
『あ…うん』
クラス同じの…
なんて名前だっけ
楓「じゃあ、待ってるね」
ついていくと
屋上に連れていかれて
「俺…ずっとAさんのこと好きで…片寄くんと仲良かったからAさんが片寄くんのこと嫌って欲しくて…ほんとにごめんなさい」
そう謝ってくれた
『ごめんね…私、好きな人がいる』
考えるより先に
“好きな人がいる”
そう言っていた
そっか…
間違ってた
告白してふられたとき
告白しなかったらよかったって思ってた
後悔してた
でもふられたから避け続けたとしても
きっとそれも後悔する
私は涼太の家まで走った
『涼太ー!片寄涼太ーーっ!』
涼太が二階の窓から顔を出した
涼太「………普通にインターホン鳴らせば」
冷た
私が避けてたから悪いよね
急に話しかけてんだもん
でも、涼太に伝えたいことがあるから…
『涼太、私ね…一回ふられてるけど
やっぱり涼太のことが好き!
もし可能性が無いとしても…
私諦めないから!頑張るからね!』
言ってやった
…冷静になると恥ずかしいことしたな////
涼太「あはははっ」
笑った…
涼太「A〜俺も北高だから春からよろしくね!」
『涼太も北高?!』
なんかこれから始まっていく気がする
こうして私たちは
色々な思いをのせて高校生になっていく
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ange*(プロフ) - ユッキーナ(*´▽`*)さん» 教えてくださってありがとうございます! (2017年3月16日 17時) (レス) id: 00f3b56fce (このIDを非表示/違反報告)
ユッキーナ(*´▽`*)(プロフ) - オリフラを外して下さい。せっかく面白いのに・・・勿体ないです。 (2017年3月16日 17時) (レス) id: c8cc78dd36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ange* | 作成日時:2017年3月3日 22時