涙の後の約束 ページ14
『違うの…泣くつもりなくって…』
必死に涙を止めようとしたけど
止まるどころか
溢れ出てくる
涼太「…泣いていいよ」
その言葉を聞いて
もっと涙は出てきた
そんな私を見て
涼太は私の背中に手を当てて
ずっとさすってくれていた
“大丈夫”
ってずっと言ってくれた
『もう、大丈夫。ありがとう。』
涼太「うん」
涼太「じゃあ、俺もう帰るね」
『うん…』
これ以上、迷惑かけれないし…
涼太「はい、これ持ってて」
『これ…』
涼太が私の手に握らせたものは
電話番号が書いていた紙だった
涼太「本当は、今日それ渡しに来た…から」
『ありがと…』
涼太「何かあったらすぐに連絡して!すぐに来るから!ね?」
『うん!』
なんか、本人から連絡先貰ったのが嬉しくて
“もう持ってる”って言いたくなかった
『連絡…絶対するね』
涼太「うん!ばいばい」
今、祭りに誘うべき?
…今しかないよね
『涼太!』
帰りそうな涼太の手を掴んだ
涼太、すっごくびっくりしてる…
『あっあのね…』
意外と緊張する…
涼太の顔をチラッて見ると
涼太「ん〜?」
ってすっごく話の続きを聞きたそう…
勇気出せ!峯崎A!
『ま…祭りに一緒に行きませんか!』
涼太「いいよ〜」
えっ…そんなあっさり?(笑
『やった…!』
涼太「楽しみだな〜この町の祭り初めてだから!」
嬉しそうでよかった…
私に誘われたから
喜んでいるわけでは…ないか(笑
まぁ、誘えたし
祭りの時に頑張るもん
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ange*(プロフ) - ユッキーナ(*´▽`*)さん» 教えてくださってありがとうございます! (2017年3月16日 17時) (レス) id: 00f3b56fce (このIDを非表示/違反報告)
ユッキーナ(*´▽`*)(プロフ) - オリフラを外して下さい。せっかく面白いのに・・・勿体ないです。 (2017年3月16日 17時) (レス) id: c8cc78dd36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ange* | 作成日時:2017年3月3日 22時