#16 ページ16
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「は！？一緒に登校してきた！？」
「…はい、」
「ばっかじゃないの！分かってる？彼女持ちだよ、相手は！」
「…」
「もー！」
朝から夏未に一緒にいても、"彼女持ちの幼馴染と一緒に登校しました"なんてなかなか言い出せず。
しっかり昨日釘刺されていたのにも関わらず、言うこと聞かなかったとは伝えられなかった。
なかなか言い出せずやっと昼休みのときに報告すると、カンカンに怒った夏未。
分かってる、それは愛あるものだってこと。ちゃんと私のこと考えて怒ってくれてるって。
穴場の旧校舎の階段でいつも食べているから、滅多に人は来ないし、聞かれる心配はないんだけど…。
でも、そんな大声で言葉にされると、もともとあった罪悪感が大きくなった。
「分かってるの、でも流されちゃった。」
「…田中も何考えてるんだか。」
「はあ、どうしよう。」
「まあ分からなくもないけどさ。ずっと好きだったんだし、できることなら近くにいたいって思うのは当たり前。」
「うん…」
「でもだめなものはだめ！」って更に怒られることを覚悟した。
…けど、夏未が私に言ったのは、全く違う言葉だった。
「ねえ、田中が言ったんでしょ？彼女は仲良いこと理解してるって。」
「うん。」
「なら、…いいんじゃない？」
「え？」
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飴宮(プロフ) - akikumaさん» コメントありがとうございます♡ 楽しみにしててください！🎶 (2022年8月26日 19時) (
レス) id: 4bf5f0e073 (このIDを非表示/違反報告)
akikuma(プロフ) - どんな変化が起きるのか…気になる！気になる！続編楽しみにしてます！！ (2022年8月26日 18時) (レス) @page50 id: 5677edd0e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飴宮
| 作成日時：2022年8月15日 17時
