#14 ページ14
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"だって幼馴染じゃん、お前は。"
思ったより、その言葉を向けられて傷ついている自分がいた。
私はあくまで幼馴染。樹の彼女が気にするほどの立ち位置ではないって？…いや、これはきっと私が捻くれすぎてるだけ。
樹はそんなに深い意味を込めていったんじゃない。でもだから、余計に傷つく。
「もう一緒に登校するのもやめよう。彼女さん傷つく。」
「…無理。」
「え？」
私を睨む勢いで見つめる樹。
無理？は？
「これからも一緒に登校するし、こうやって家にだって行く。」
「だからそれじゃあ、彼女さんは嫌な思いしちゃうでしょ。」
「仲良い幼馴染がいるって言ってある。それは彩も分かってて付き合った。」
「…」
幼馴染、幼馴染って、もううるさい。嫌だ。
なんであっさり離れてくれないの。変に繋ぎ止めないでよ。
彼女との話なんて、聞きたくない。
「だから、大丈夫。」
「大丈夫じゃないって」
「…とにかく今まで通りにして。じゃあな。」
「え、ちょっと、」
それだけ言って、さっさと出ていってしまった。…なにあれ。
諦めたいのに、彼女がいる好きな人と一緒にいるって、生地獄？
これからどうしたらいいの。泣きそうになっていたとき、何故か樹が戻ってきた。
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飴宮(プロフ) - akikumaさん» コメントありがとうございます♡ 楽しみにしててください！🎶 (2022年8月26日 19時) (
レス) id: 4bf5f0e073 (このIDを非表示/違反報告)
akikuma(プロフ) - どんな変化が起きるのか…気になる！気になる！続編楽しみにしてます！！ (2022年8月26日 18時) (レス) @page50 id: 5677edd0e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飴宮
| 作成日時：2022年8月15日 17時
