三話 ページ4
下品な笑い方で馴れ馴れしく体を触ってくるこの人たちには不快感しか抱かない。
振り払おうにも力の差は歴然。大人しくみやびちゃんが帰ってくるのを待とうと思ったその時。
校門から1人の男子生徒が歩いてきた。
手には干し柿、制服に短パンと言うなんとも奇抜なセンス。
「おい、手を離してやれ」
「あ？テメェ特進だろ?この子は俺たちが遊んでやるんだからお前もさっさと帰れよ」
「…うつけが」
眉を顰めて何か呟いたと思ったら周りにいた２年生達は地面に倒れていた
呆然と立ち尽くす私の顔を見てその人は口角を上げた
「貴様、名前は」
『あ、和倉A…です。今日から特進、』
「なんだクラスメイトか。」
「Aさん‼︎…え?」
腹を括った顔をしたみやびちゃんが駆け寄ってくれたが先輩達は既に倒れている。
最初はAさんがやったのですか⁉︎と目を開いていたが首を振って後ろを指差す
「これは、貴方が?」
「…知らんAにでも聞け。で貴様誰だ」
威圧感のある聞き方に少し困惑してしまったが私の横に居たみやびちゃんはきちんと体を向き合わせて挨拶をする
「あ、私特進クラスの日下部みやびと申します。」
「特進?なんだ貴様も同じクラスか」
『3人一緒なんだね』
「俺は織田信長」
「っお、だ…のぶ、なが⁉︎とな⁉︎」
『えっと…織田くん、よろしくね』
「あぁ、ところでなんだその顔は。貴様うつけか?」
「うつけ…‼︎」
『うつけ…?』
先程よりも目が輝いているみやびちゃん。
織田信長という名前に興奮しているみたいだけど知り合い?アイドルとか?
首を傾げていると織田くんは少し引いたように去って行った
彼が去った後もぽけっとその場を眺めていたみやびちゃんの手を握って一緒に校舎へ向かう
『さっきの織田くん、みやびちゃんの知り合い?』
「あ、い、いえ、知り合いと言うか…」
言葉を詰まらせるみやびちゃんににやりと笑いかける
『一目惚れ?青春の香りだ!』
「ち、違います‼︎あの人は…その、そう!知り合い…に、似てましたので!」
『全力で否定』
首が取れるんじゃないかと言う勢いで横へ振るみやびちゃんに少し笑っていると後ろから声が聞こえた
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間取り(プロフ) - 名無しさん» お優しい御心遣いとても嬉しいです…。こえ様へ連絡させていただき、文章の訂正をして頂けましたので名無し様もご確認いただけたらなと思います。間取りは名無し様の為にこれからも更新を頑張りますのでまた何かあればご報告をお願いいたします☺️🙏 (2022年9月22日 23時) (
レス) id: 35a743c5e2 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 書き上げる→書き上げられる、ですね。誤字、失礼いたしました。シリーズにつきましては是非ご自分のペースで作品の更新をして貰えれば嬉しいと考えています。これからも応援しています。いつも素敵な作品をありがとうございます。 (2022年9月19日 23時) (レス) id: 20a38a5636 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 間取りさん» 勝手ながらご報告することにしました。確かに心配はしましたが、私としては間取りさんがのびのびと素敵な文章を書きあげるように過ごして下されば、それで満足ですので、どうかお気になさらないで下さい。 (2022年9月19日 23時) (レス) id: 20a38a5636 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 間取りさん» ご確認して頂きありがとうございます。間取りさんの｢どうしようもなく君が好き｣シリーズは、しんしんの二次創作の中でとてもお気に入りで、いつも楽しませて貰っている分、間取りさんの知らない所でその素敵な文章が勝手に使われていることに悲しくなってしまったので (2022年9月19日 23時) (レス) id: 20a38a5636 (このIDを非表示/違反報告)
間取り(プロフ) - 名無しさん» ご報告ありがとうございます!今、該当作品を確認させていただいたんですが確かに私の作品と似ている所が多々見受けられたので一度作者さんとお話しさせていただこうかなと思います。せっかく楽しんで読んでいただいているのにご心配かけて大変申し訳ないです…😭 (2022年9月19日 21時) (レス) id: 35a743c5e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：間取り | 作成日時：2022年8月7日 1時
