43 Daiki ページ43
Daiki
A「ふふっ、可愛い。
小さい頃と同じ顔」
ひとり言・・・
Aって、そんな子だった?
A「ありがとね。
葵ちゃん誘ってくれたから、伊野尾くんと八乙女くんだったんでしょ。
有岡、そんな仲良しじゃなかったじゃん。
でもね、ホントはあのグループ抜けて、こっちに来て欲しかったから今日は嬉しいの」
そんな事、気にしてたのかよ。
クラスメイトだったし、二人とも普通に話せるけど。
A「私、子供っぽい?
水着もね、もう子供用はおかしいから、大人用のにしてみたんだけど。
似合ってるのかなーって。
ってかさ、有岡も一人だけ子供みたいだよ。
ふふふっ、あの二人は背も高いしちゃんと中学生っぽいけど、有岡だけ小学生みたい。
くくくっ、聞こえてたら怒られるな」
なんだよ、好き勝手言いやがって!
ビックリさせるために、急に浮き輪に体重をかけて、沈めてみた。
A「キャッ!」
バランスを崩しながらも、浮き輪から抜け、水の中に消えちゃった。
有岡「え、A!!」
バシャーン
勢いよく水の中から出てきて、顔を両手で押さえている。
そのまま顔をぬぐって、俺を探していた。
A「もう、水中メガネしてないときは、やめてよ!」
首にかかったまま役に立たなかった水中メガネを引っ張ってアピールしてる。
有岡「俺の事、小学生とか言ったからだろ」
A「聞こえてたんなら、言ってよ」
全部濡れちゃったから、前髪を整えてた。
そして、怒りながらも浮き輪の中に入り、プカプカ浮かび始めた。
有岡「待てよ」
また浮き輪の後ろの方をつかんで、流れる事にした。
有岡「なあ!」
A「ん?」
近すぎるからかこっちを見ない。
有岡「水着、可愛いって言ったじゃん」
A「うん・・・ありがと」
照れてる。
はにかんだ横顔が可愛くて、見とれてしまった。
・
・
昼飯を食う事になって、飲み物、焼きそば、カレー、ラーメンと買ってくる物を分担した。
レジャーシートの上で輪になって食べた。
その後、男子は焼く為に日なたで寝そべって、A達は、日陰に座って喋ってる。
伊野尾「やべえ、脱いでる」
ニヤニヤしながら指さした先で、Aがビキニ姿になっていた。
・
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作者名:やまぱん | 作成日時:2018年8月29日 23時