第七十五章 ページ37
幹部達で今は島原に来ている
辺りを見れば可愛い子、綺麗なお姉さんがたくさん
あぁ、ここは天国か何かですか
初めての島原
初めての生芸妓&舞子
素晴らしい!!!!
きっと私は今他の人と楽しみ方が全く違っているだろうけど気にしない!!
あ、千鶴浮気じゃないよ!!
浮気じゃないんだけど、許してね!
なんて一人脳内かなり賑やかになっている24歳の女がここにおります
ニヤニヤが止まりません、止めません
「いやぁ、左之!お前は本当に良くやった!報奨金で、まさかみんなにご馳走したいなんて言ってくれるとはなぁ」
新八は左之さんの肩に手をかけながら、滅茶苦茶嬉しそうに言う
ただ酒が飲みたいだけだろお前
なんて内心冷静なツッコミを入れる
「新八さん。褒めるならそこじゃなくて、制札を守りきったって所じゃないかなぁ」
「そりゃあ、勿論なんだがなぁ?おっと、今夜は左之の奢りだ!めいいっぱい飲んで、日頃の憂さを晴らしてくれよ!」
総司の言葉を聞いてもルンルンは治らず、目的の店を見つければ、さも自分が奢るかのような言い方をしながら店の入り口の前で腰に手を当てている
「てめぇ、人の金だと思って」
左之さんは新八に文句を言いながら店に入る
「左之さんありがとよ!好きなだけ飲ませてもらうからさぁ!」
平助は可愛らしく、可愛らしく嬉しそうに言いながら入店する
大事だから二度言ったよ
「みんながみんな、お酒飲めるわけじゃないんだけどなぁ」
そう言いながらのれんをくぐる総司
総司には来る途中、小声であまり酒は飲まないよう言っといた
心配だからね
「そう言わねぇで、美味いものたんと食っとけ」
土方さんは腕は組んでいるが、少し嬉しそうにしながら店に入った
「そうそう!」
そして新八は土方さんの言葉に大きくうなずきながら後を追った
「ここまで来て遠慮することはない」
「あ、はい」
いつも冷静なはじめくんは、ポカンとしている千鶴に一言言えば歩き出し店に入る
「千鶴はお酒は飲めないから、取り敢えず美味しいものたくさん食べな」
「うん!」
私の言葉に素直に頷く千鶴はほんとに可愛い
なんか私もう一つの扉が開きそうだよ
というか開きかけてる気がするよ
そんな危ない事を思いながら、みんなの背中を焼き付けるように見た後、小さく微笑み私もお店に入った
第七十五章
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(みんなの色んな姿を今のうちに目に、脳裏に焼き付けておこう。大好きな、みんなの姿をーーー)
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ぷー(プロフ) - mizu217(ニイナ)さん» そう言っていただけてめちゃくちゃ嬉しいです!!キャラ崩壊してないかとか色々心配ですが...かっこよく書けててよかったです! (2017年8月25日 12時) (レス) id: 557e5927c8 (このIDを非表示/違反報告)
mizu217(ニイナ)(プロフ) - もう、無理です。左之さんかっこよすぎです〜!! (2017年8月25日 4時) (レス) id: 908cde38bf (このIDを非表示/違反報告)
ぷー(プロフ) - Asoraさん» お心遣いありがとうございます。優しさが心に染み渡ります...!これからもこの作品に目を通していただければと思いますので、よろしくお願いします。 (2017年8月24日 8時) (レス) id: 557e5927c8 (このIDを非表示/違反報告)
Asora(プロフ) - ぷーさん» いえいえ! こんな事言える立場では無いですが無理はしないでください!何時迄も楽しみに待っていますので! (2017年8月23日 22時) (レス) id: 32969ac174 (このIDを非表示/違反報告)
ぷー(プロフ) - Asoraさん» ご指摘ありがとうございます。全然気付きませんでした...!!また何かありましたら、教えて頂けると嬉しいです。そして、嬉しいコメントありがとうございます。そう言っていただけて本当に嬉しい限りです。これからも楽しんで頂けるよう頑張ります! (2017年8月23日 22時) (レス) id: 557e5927c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぷー | 作成日時:2017年8月21日 10時