。繰り返して33回目 。 ページ35
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「……コレ、返すよ」
そう言い五条悟は手錠の鍵を家入硝子に通りすがりに渡した。
その後ろ姿を見て
、
「……夏油。
アンタだったらなんて言ってたかね……」
と、呟いた。
＿＿＿＿＿＿
＿＿＿
Aside
＿＿＿＿
【望未さんの言うような人じゃないと思った。だから信じた。
でも……馬鹿は私だった。
最初から…望未さんを信じるべきだったわ。
……さようなら】
その五文字がこんなに胸を苦しくする言葉なんて知らなかったよ、野薔薇ちゃん…
＿＿＿＿＿
【もう…望未さんに関わらないでくださいね
勿論、高専のみんなとも…】
目も合わせてくれなくなっちゃったね、当たり前か
仲間を殺めようとしたんだもん
ごめんね、悠仁くん…
＿＿＿＿＿
【……言ってくれないと分かんないですよ。俺達も、五条先生も】
何を言うの……？何言ったって、首を絞めたのは事実。
望未さんを殺めようとしたのには変わらない。
何を言ったって……言い訳にしかならないの
だから……そんな悲しい顔しないでよ、伏黒くん
＿＿＿＿＿
【何も話すことはない。
……望未が正しかった。ただそれだけだ】
軽蔑するような視線。
ごめんね真希ちゃん、あんなに信じてくれたのに…
＿＿＿＿＿＿
「……」
五条さんに婚約破棄を言い渡した後…
しばらくは高専の部屋で軟禁状態だった。
いくら処刑は免れてもそれなりの罰はあるらしい
高専にいる間は手錠をしなければならないらしく、現に手錠をしている。
そして今日。私は補助監督を辞めた。
先ほど、夜蛾学長と話をしてきた。
あんなことした私に……仕事が丁寧で素晴らしかったなんて、
褒めてくれて…… 辞めたくないな なんて、思ったり。
「……」
窓から見えるのはいつもの高専の景色。
みんなとの思い出の場所。
高専を一回りしてから櫻田家に帰ろうと思い、高専を回ったが
みんなと会えば軽蔑した視線を向けられたし、
言われた言葉は私の胸に深く刻み込まれた。
分かってたことじゃない、
むしろあの子たちからすると仲間を殺されかけたのだ。
そう思われてもおかしくないんだ
「……」
……大丈夫。大丈夫……
左手を掴む右手に自然と力が入った。
その時だった
、
「っ……」
窓から見えたのは五条さんと望未さん。
、
しかしそんな2人は抱き合ってて、心臓が波打った。
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アキ(プロフ) - 黒姫ユキナさんの作品どれも泣いてしまう作品ばかりでほんとに読んでて切ない、😭💕 (2022年10月28日 20時) (
レス) @page21 id: 011262e667 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - ドキドキとハラハラが止まりません…‼︎更新いつも楽しみにしています！ (2022年10月27日 20時) (レス) @page44 id: ab187a6c5b (このIDを非表示/違反報告)
ラグすぎるって - 応援してます！ (2022年10月27日 19時) (レス) id: 62ead42611 (このIDを非表示/違反報告)
ラグすぎるって - 夢主ちゃんが幸せになりますように！ とても素敵作品で続きがとても気になってハラハラドキドキしてます！ 更新頑張ってください！！ (2022年10月27日 19時) (レス) @page44 id: 62ead42611 (このIDを非表示/違反報告)
︎︎ﾗﾑﾈ - 毎日読ませて頂いてます 🙏🏻 とても素敵な作品ありがとうございます 。 (2022年10月27日 6時) (レス) @page37 id: a6303a4f88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒姫ユキナ
| 作成日時：2022年10月21日 20時
