。繰り返して26回目 。 ページ28
、
「五条家の人達はどうしてAの母親を殺したのかしら……」
そういい、ペンダントを左右に揺らした。
「っ…」
嫌だ、そんなの信じたくない
やめて、
「五条先輩はこの事知ってるのかしら。」
____
【……婚約指輪ほしい?】
____
やめてよ、っ
「この事知ってて貴方に優しくしてたんじゃないの?」
_____
【……明日、婚約指輪選びに行こっか】
_____
やめて、お願いだから……ッ
「情はないって言ったけど…撤回するわ」
___
【……うん、似合うね、これにしよう】
___
綺麗な思い出に、黒いモヤがかかっていく
、
「___罪滅ぼしの為に情けはかけてるみたいね」
____
【…忘れないよ。忘れる訳が無い】
____
「ちがう、違う違う違う…ッ!!!!
やめて、やめてよ……っ!!!」
心臓が苦しい。立つことも出来なくなり、
両手で両耳を塞ぎこんだ。
、
そんな私に____
「ほんと、面白いわ!
追い打ちをかけるようで悪いけど…
五条先輩と同じもの持たれると嫌なのよ〜」
____嫌な予感しかしなかった
望未さんの視線がペンダントにいき__
「嫌、ッやめて……!!!」
手を伸ばしても届かない。伸ばした手は震えていて
足に力が入らない。
「だから……ごめんね?」
そういい鍵のペンダントを術式でへし折った。
「_____ッ!!!!!」
その瞬間、私の中で何かが壊れた。
力が入らなかった足に力が入り、
震えた指先は望未さんの白い首へ。
「ぐっ……」
望未さんの顔が歪んだが何も思わない。
「お父様、が、言ってた通りッね、っ
親子そろ、って、馬鹿だってね、っ!!!!」
「これ以上侮辱しないでッ……!!!!」
締める力が強くなった。
、
「!?なん、で!…術式が、使えな_____」
望未さんの言うことに耳を傾けず首を締めていた。
その時だった。
、
、
「A……さん…?」
視線の先には任務から帰ってきたのだろう、
野薔薇ちゃん達がいた。
その表情は何かに怯えているようで……
「……」
首を締めていた手に力が入らなくなり、
「ごほっ、はぁっ、はァッ……!!」
望未さんは地面に倒れた。
「望未さん!!!!!」
「……」
、
……あぁ、私に怯えていたんだ
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アキ(プロフ) - 黒姫ユキナさんの作品どれも泣いてしまう作品ばかりでほんとに読んでて切ない、😭💕 (2022年10月28日 20時) (レス) @page21 id: 011262e667 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - ドキドキとハラハラが止まりません…‼︎更新いつも楽しみにしています! (2022年10月27日 20時) (レス) @page44 id: ab187a6c5b (このIDを非表示/違反報告)
ラグすぎるって - 応援してます! (2022年10月27日 19時) (レス) id: 62ead42611 (このIDを非表示/違反報告)
ラグすぎるって - 夢主ちゃんが幸せになりますように! とても素敵作品で続きがとても気になってハラハラドキドキしてます! 更新頑張ってください!! (2022年10月27日 19時) (レス) @page44 id: 62ead42611 (このIDを非表示/違反報告)
︎︎ラムネ - 毎日読ませて頂いてます 🙏🏻 とても素敵な作品ありがとうございます 。 (2022年10月27日 6時) (レス) @page37 id: a6303a4f88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒姫ユキナ | 作成日時:2022年10月21日 20時