【鬼滅の刃】吸血鬼になりまして3

＿長い夜の前兆＿ ページ7

'






あ「炭治郎ー！！！伊之助ー！！」




炭「A！！！」


伊「テメェどこいってやがった！！」



あ「宇髄さんをお叱りに。」




あの後宇髄さんとは分かれた。


宇髄さんの行動も分からない。




あ「.......」



.......宇髄さん無言だったけど大丈夫かな





なんて、思い出していると






炭「聞いてくれA、伊之助。

夜になったらすぐに
伊之助のいる''荻本屋''に集合しよう

それまで待っててくれ 1人で動くのは危ない」




あ「......分かった」



1人で動くのは危ない。炭治郎の言う通りだ


此処には得体の知れない何かがいる






私と炭治郎が目を見合わせれば.......








伊「俺のトコに鬼がいるって言ってんだから
今から来いっつーの！！！
頭悪ィなテメーはほんとに！！」



と、炭治郎をペムペムと叩く伊之助。


.......前まで思いっきり殴って叩いてたのに


ペムペムになってる.....！！感動だよ.....！




炭「夜の間店の外は宇髄さんが見張っていただろ？イタタタタ.....でも善逸は消えたし、
伊之助の店の鬼も今は姿を隠してる」




あ「伊之助、ペムペム止めてっ」


しかしペムペムは止まらない



炭「イタタちょっ.....ペムペムするのやめてくれ
建物の中に通路があるんじゃないかと思うんだよ」



炭治郎がそう言えば


伊「通路？」


伊之助のペムペムが止まった。




あ「どういうこと？炭治郎」





炭「しかも店に出入りしてないということは
鬼は中で働いてる者の可能性が高い

鬼が店で働いてたり巧妙に人間のふりをしていればいるほど人を殺すのには慎重になる
バレないように」





あ「なるほど.....

殺人の後には後始末が大変になるもんね
血痕は簡単に消えないし」






炭「ここは夜の街だ 鬼に都合がいいことも多いが
悪いことも多い。夜は仕事をしなきゃならない
いないと不審に思われる」



あ「.......」


伊「.......」









炭「俺は善逸も宇髄さんの奥さんたちも皆
生きてると思う そのつもりで行動する

必ず助け出す。
伊之助とAにもそのつもりで行動してほしい

そして絶対に死なないで欲しい」



炭治郎の顔つきが真剣になった。


死なないで欲しい....か




炭「それでいいか？」



と、炭治郎が聞けば




伊「.......お前が言ったことはな全部な

今俺が言おうとしたことだぜ！！」





あ「誰一人、死なせないよ」







'









＿＿＿＿＿＿＿＿長い夜が始まる前兆だった

＿招かれざる客＿→←＿指切りげんまん＿

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す