【鬼滅の刃】吸血鬼になりまして3

＿知っている＿ ページ15

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あ「炭治郎......っ！！！」




呼吸が乱れている。整えなきゃいけない。




分かってる、分かってるよそんなの、


でも、でも.....！！



早く行かなきゃ行けない気がしてならないの


胸騒ぎが段々酷くなってってる



あ「ッ！！！」


体に鞭を打って走った。



はやく炭治郎のところに＿＿＿






そんな時に









.









・





あ「！！」



屋根の上を走っていれば、


建物が崩壊する音が聞こえた。




あ「炭治郎.....？」


ただの直感だったが、すぐさまそこへ向かった。







そこには＿＿＿＿








.









あ「.....見つけた...！！」




確かに、炭治郎はいた。


その前にいるのは上弦だろうか


戦っているのがわかる




あ「......」





炭治郎.....だよね？



いつもと変わらない姿の炭治郎。



でも.....





あ「......だれ....？」




まるでそこにいるあなたは別人だった。



気配.......？なにが違うの？




空気が違う....気配も...




体が強ばる、震える、なんで？









'








＿＿＿＿あなたは一体誰なの？








'







炭「＿＿＿失われた命回帰しない



＿＿＿＿二度と戻らない＿＿＿」




あ「！！！！」



心臓が、ドクン、波を打つ。






炭「生身の者は鬼のようにはいかない」



あ「......」



.......この人は....誰.....？






＿＿＿＿＿


【なぜ奪う？なぜ命を踏みつけにする？】

＿＿＿＿




あ「！！！」




脳裏に知らない人が浮かぶ。

同時に頭痛が酷い。頭が割れそう




.......知らない？




＿＿＿＿いや、違う......





＿＿＿＿＿

【何が楽しい？何が面白い？命をなんだと思っているんだ】

＿＿＿＿





炭治郎と同じように、


額にアザがあり、

花札のような耳飾りをしている長髪の人。





炭「どうして分からない？」



＿＿＿＿＿


【どうして忘れる？】

＿＿＿＿＿＿





炭治郎とその人が重なる。




.......だれ、だれなの、



私は知らないはず.....



鬼舞辻無惨の細胞の記憶？


頭が痛い、痛い、





'







いや＿＿＿＿






炭「人間だったろうお前もかつては

痛みや苦しみに踠いて涙を流していたはずだ」





あ「！！！！」









＿＿＿＿私は＿＿＿




＿＿＿＿この人を知っている＿＿





あ「っ.......」






意識が無くなった。

＿あなたは誰＿→←＿不安が募る＿

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