嫉妬大魔神 ページ9
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『あ、あの…レオ…』
レオ「なんてね、Aちゃんそんな顔しないでよ。」
ふっと表情を和らげ、
レオはポンポンとAの髪を撫でた。
ドラ「っ、おい！気安くAに触るな！」
レオ「ねぇ、Aちゃん。僕、大きくなったでしょ？」
僕に手をはじかれたことを気にする風もなく、
無視してレオは言葉を続けた。
レオ「背も伸びてかっこよくなったし、実はこう見えて成績もいいんだよ？もうAちゃんの後ろをついて回るだけの弟じゃないよ。」
『…うん。』
レオの言葉に
Aは少しだけ寂しそうな顔を浮かべた。
レオ「ずっとねAちゃんを追いかけて、ここまで来たんだ。…でもね、もうそれはやめる。僕は僕のために、もっとかっこいい男になるんだ。」
『え…？』
レオ「いつかAちゃんがあの時惜しいことしたなって悔しくなるくらい、いい男になるんだ。」
そう笑ったレオの顔は清々しい表情をしていた。
『レオ…』
レオ「ありがとうAちゃん。僕、Aちゃんを好きになって良かった。」
そう微笑んで
レオはAの頬にキスをひとつ落とした。
ドラ「はぁぁぁあ？！お前、Aに何してるんだ！」
がばっとAを抱きすくめるようにしてレオから離す。
全く、この犬は油断も隙もない
レオ「お別れの挨拶くらいいいじゃないか。…ねぇAちゃん、この嫉妬大魔神に愛想尽かしたらいつでも僕のとこに来ていいからね？」
唇を尖らせながらからかうようにレオはそう言った。
Aはふふふっと僕の腕の中で微笑んでいる。
『ごめんねレオ。私はこの嫉妬大魔神が好きなの。』
ドラ「おい、A！」
レオ「ははは、だってさ。ドラコ言われてるぞ。」
ったく、この女は…
僕にそんなことを言えるのは、お前くらいだぞ
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美愛(プロフ) - Aliceさん» 沢山褒めて頂きありがとうございます！私の方こそコメントとても励みになってます🥰毎日のガッツポーズを楽しみに書き綴りますね！笑 (2023年4月9日 13時) (
レス) @page48 id: 66f373a354 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 第4篇お疲れ様でした！しつこいくらいコメントしてますがそのくらい気持ちが溢れてます！美愛さんの文の書き方、言葉の選び方、何をとっても好きです！毎日更新の知らせがくると本当にガッツポーズしてます( *˙ω˙*)و (2023年4月8日 21時) (レス) @page48 id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
美愛(プロフ) - Aliceさん» お気遣いありがとうございます😌毎日更新を見守って頂き嬉しく思います。しっかりと休ませて頂いたのでまた楽しく書き綴らせていただきますね！ (2023年4月3日 19時) (レス) @page37 id: 66f373a354 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 昨日の更新の時にコメントしようと思っていたのですが、もし次の日に再度体調崩されるかもしれないと思いまして今日更新したらコメントしようと考えておりました！お身体の方はお休みになられましたでしょうか？これからもご自身のペースでゆっくりやられてくださいね。 (2023年4月2日 20時) (レス) @page34 id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
美愛(プロフ) - Aliceさん» ありがとうございます。今日から再開致しましたのでぜひまた読んでいただけると嬉しいです(*´˘`*) (2023年4月1日 21時) (レス) @page33 id: 66f373a354 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美愛 | 作成日時：2023年3月12日 18時
