バカップル ページ45
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『嫉妬されるのも悪くないね。』
ドラ「フン、僕は良い気持ちしてないけどな。」
なんで好きな女のこんな姿を他の男に見せなきゃならないんだ
見るのは僕だけでいい。
…まぁ僕も直視出来ていなかったがそれは置いといてだ。
思考にふけった僕が急に無言になったからか、
怒らせてしまったのかと不安になったらしいAが
心配そうな顔でこちらに寄ってくる。
『…ごめん。ドラコにこの水着見せたかっただけなの。』
ドラ「え？」
『か、可愛いって思って欲しくて…』
そう言ったところで恥ずかしそうにAは頬を染め、俯いた。
『柄にもないけど、これでも私結構楽しみにしてたのよ…？』
か細い声でそんなことを言うAに堪らなくなり、
思わず抱きしめる。
そしてそのまま、突然のことにびっくりした様子のAの耳元に口を寄せ、囁いた。
ドラ「ばかめ、いつも可愛いと思っている。」
僕の声にAはビクンと体を震わせる。
そんな仕草が可愛くてつい意地悪心が働き、
そのまま耳にキスを1つ。
わざとちゅうっと音を立てるように吸いたてれば
Aから微かに甘い声が漏れた。
ドラ「…そんな可愛い声を出すな。我慢できなくなる。」
僕の言葉に慌てたようにAは口元を抑え、
そしてもう片方の手で僕の胸を押した。
『…ばか。』
ドラ「言っておくけどな、こんな格好をした好きな女を見て男が思うことなんて脱がせたいのひとつなんだよ。」
直接的な物言いにAは金魚のように真っ赤な顔で
口をぱくぱくさせている。
そんな顔も可愛くて、
両方のほっぺたを指でムギュっとつまみ、端正な顔を崩した。
ドラ「あほ面。」
『なっ…』
もう！と怒った様子で頬を膨らますA。
その圧力に押されるままに、僕は指を離した。
睨むように僕を見上げるそんな顔まで愛しくて、
はははっと笑い声が漏れる。
『もう知らない！』
ドラ「なぁ、今度は僕の前だけでその水着着てくれよな。」
『絶対着ない！』
ハリ「…ねぇロン、こういうのなんて言うんだっけ」
ロン「あぁ、バカップルってやつだろ？…ふん、あいつら絶対僕たちのこと見えてないね。」
ハー「まぁまぁ、2人とも幸せそうな顔してていいじゃない。こんな2人を見れるのもレアよ？」
トリオたちがこちらをちらちら見ながら
呆れ半分に笑っていることに、僕達は気づいていなかった。
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美愛(プロフ) - Aliceさん» 沢山褒めて頂きありがとうございます！私の方こそコメントとても励みになってます🥰毎日のガッツポーズを楽しみに書き綴りますね！笑 (2023年4月9日 13時) (
レス) @page48 id: 66f373a354 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 第4篇お疲れ様でした！しつこいくらいコメントしてますがそのくらい気持ちが溢れてます！美愛さんの文の書き方、言葉の選び方、何をとっても好きです！毎日更新の知らせがくると本当にガッツポーズしてます( *˙ω˙*)و (2023年4月8日 21時) (レス) @page48 id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
美愛(プロフ) - Aliceさん» お気遣いありがとうございます😌毎日更新を見守って頂き嬉しく思います。しっかりと休ませて頂いたのでまた楽しく書き綴らせていただきますね！ (2023年4月3日 19時) (レス) @page37 id: 66f373a354 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 昨日の更新の時にコメントしようと思っていたのですが、もし次の日に再度体調崩されるかもしれないと思いまして今日更新したらコメントしようと考えておりました！お身体の方はお休みになられましたでしょうか？これからもご自身のペースでゆっくりやられてくださいね。 (2023年4月2日 20時) (レス) @page34 id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
美愛(プロフ) - Aliceさん» ありがとうございます。今日から再開致しましたのでぜひまた読んでいただけると嬉しいです(*´˘`*) (2023年4月1日 21時) (レス) @page33 id: 66f373a354 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美愛 | 作成日時：2023年3月12日 18時
