女優の私が推しの彼女はじめました 2 (ページ34)

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サプライズページ34

ASIDE

『あれ？まだ帰ってきてないのかな？』
【いない？】
『うん！いない！車がないね！』
【えっ！じゃあ私も帰ろうかな！】
『慎太郎が笑舞もって言ってたから入っていいよ』
【私もいいの？】
『うん！必ず笑舞連れて来てって言ってたから！』
【そっかそっか！】
『だから2人で待ってよ？』
【うん！わかった！】

駐車場に車なかったし
見る感じ部屋の電気もついてない。
あんなに早く帰ってきてって言ってた慎太郎が遅い。
朝まで私の誕生日覚えててくれたのに
仕事の最中に誕生日のこと忘れちゃったのかな。

『ただいまぁ〜！』

部屋が真っ暗でいないことわかってるのに。
“やっぱりいないか”って落ち込んじゃう私。

【おじゃまします！】
『スリッパもどうぞ！』
【ありがとう！】
『電気電気！』

リビングのドアを開けて電気をつけた時。

《《《《《《《《《《パーン》》》》》》》》》》

『わぁ！』

ビックリして変な声出てた。

『えっ！何！』
【A！誕生日おめでとう！】
【【【【【【【【【おめでとう！】】】】】】】】】
『えっ･･･ありがとう･･･ございます！』

部屋はめちゃくちゃ飾られてて
テーブルにはレストラン並の料理。

『えっ？』
【ビックリした？】
『うん！ビックリ！』
【岸本さん！ありがとう！】
【大成功ですね！】
『えっ？何？』
【Aの現在地の状況把握のための協力者！】
『えっ？知ってたの？』
【うん！知ってたよ！】
『すっご！』
【サプライズ大成功だな！】
『サプライズとか初めて！』
【初めて？】
『うん！』
【よかった〜！】

サプライズが初めてなのを知り
とても嬉しそうな慎太郎。