罪で結ぶ絆 2

※※※ ページ50

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「玉ちゃん、俺は大丈夫だよ。教えてく
れる？」



「あの時の玲さんの服装とか……」

「うん」


「結構遅い時間でさ、ごめん……言い難
いんだけど……男と一緒にいたんだよ。
かなり年配の男の人で……玲さんは不倫
相手なんて言っていたけど、あれは絶対
にお客だと思う」


玉は一気にそこまで喋った。



客……



「別に、それがいけないってわけじゃな
いんだよ。ミツと付き合う前だし、何か
事情があるのかもしれないし、俺達だっ
てこんな仕事してるし……」

「玉、気持ちわかるから。言いにくかっ
ただろ？教えてくれてありがとね」

「ミツは……俺のこと今でも気にしてる
と思うけど、俺、ミツも玲さんも大好き
だから。やっぱり伝えといた方がいいと
思ったんだ」



「うん」




玉の気持ちは痛いほどわかっているよ。
ごめんな、玉……



「だからっ、ミツに言って二人の仲を裂
こうとか……そういう気持ちはないから」

「そんな風に思ってないって」

「ごめん……余計なこと言って……気に
したよね？」




「いや、いいって」


玉の言葉に俺まで謝りそうになり、ぐっ
と言葉を飲み込んだ。




多額の会費を支払えていたこと、いつも
完璧なまでに綺麗な髪や肌。そして爪。

話題も豊富で物腰も柔らかく、接客業だ
と言われれば頷ける。

きっと高級クラブのホステスなんだろう
その辺のキャバクラじゃない気がした。


玉が言っていたことが本当だとしたら、
何か事情があるのだろうし、俺に隠した
い気持ちもわかる。




妹を亡くしていると言っていた。




玲さん……





ただ――

彼女の力になりたいと思った。








・








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Aさん



いつもいつも、私の自己満足の話につきあってくださりありがとうございます(｡•́-ก̀｡)


次でお話が大きく動く予定です。

私は好きな物を書いているので、これでも書いていてとても楽しいんです。

でも、読者様は辛いですよね……(＞_＜｡)
うぅー、ごめんなさいっ

今回は本当に暗い話ではありますが、読んでくださる皆様に心からの感謝を伝えたい。

そして、これからも真摯に書いていきたいと思います。(*ˊ˘ˋ*)



コメント、評価もいつもありがとうございます。全てが糧となっています！






移行作業が遅くなりましてごめんなさいっ

本日、移行しましたのでよろしくお願いいたします！

12/11






Siori

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