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不破side
昼休み、まーゆと明那でまたお昼ご飯を食べてる時
今日はたまたま俺らにベタベタする女の子もいないし、教室で食べることにした
教室はガラガラで、俺らとあと男の1グループぐらいしかおらんかった
そこで、俺は耳を疑った
「風紀委員長がメイド服とかぶっちゃけ興奮しね?」
「ぶはは、お前やばー!」
「でもいつもあんな清楚の塊しといてメイド服はやばいかもなー」
「マジそれ、俺ワンチャンヤバいwww」
その瞬間、ガタッという音が教室に響いた
「ふ、不破?どしたんだよ」
『教室で汚ぇ話すんな』
「…お、おう、ごめんな、お前下ネタダメなんだっけ?」
『んはは、そう!俺下ネタ許せんのよな〜!!』
「わ〜ごめんなぁ、食事中だしな」
そう言うと男達は申し訳なさそうに教室を出ていった
嘘だ
下ネタが苦手なんて嘘だし
俺何やってんだ
彼女は、
Aちゃんは、可愛い顔立ちで、清楚って感じだから、あんな可愛い子がメイド服を着るとなったら、あんなこと言われるかもしれんけど
くそ許せん
くそ落ち着け俺
椅子に座り直すと、まーゆと明那がニコニコしてた
「ふわっち、さっきのは確かに誰がどう見ても発言が気持ち悪いけど、ふわっちはどこにイラついたの?」
「不破くんの気持ちを知りたい」
『……お、俺は、アイツらが、』
『Aちゃんを見てんのが』
なんか気に入らんくて
ほんとに何やってんねん俺は
付き合ってもないのに独占欲とかキモすぎやろ
「あ!ふわっち、それってもしかして〜!」
「不破くんそれって」
『わ、もしかして俺好きになっちゃってる?
えぇ、うわ、わ〜、どうしよ〜〜!!』
頭を抱えても出てくるのはAちゃんの顔で
わ〜俺たち恋バナしてる〜!!ついにふわっちに春が〜!!って明那はキャッキャして
まーゆは明那を落ち着かせて
俺はAちゃんの事しか考えれんくて
「まゆ〜ふわっち〜文化祭楽しみだね〜!!」
「明那はしゃぎすぎ」
『ワワワワ…!!!』
Aちゃんは、俺の事どう思ってんのかな
嫌われてんのかな
あの子に会いたい
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しき(プロフ) - まじで更新ありがとうございます!!!!!! (2023年1月9日 17時) (レス) @page22 id: a69f66229b (このIDを非表示/違反報告)
ふわふわたつのり(プロフ) - あこさん» ありがとうございます……!!!確かに普通に勘違いしちゃいますね…!!どっかに書いとこうかな… (2022年11月7日 19時) (レス) id: 66204f4837 (このIDを非表示/違反報告)
あこ - あ、年齢フラグってやっぱバグ?ですよね!そういう展開になるのかと思った…あと何故か読んでも見たもの履歴上に行かないんですよね…厄災?(ごめんなさいいい忘れてましたがめっちゃこの話好きです。待ってます〜 (2022年10月29日 14時) (レス) @page20 id: d7fb7616a3 (このIDを非表示/違反報告)
ふわふわたつのり(プロフ) - 私の小説ってなんか年齢フラグたつようなとこありました…??全然解除されないんですけど…とほほ… (2022年10月14日 19時) (レス) @page20 id: 66204f4837 (このIDを非表示/違反報告)
ふわふわたつのり(プロフ) - お気に入り1000人いった…!!!!!わーい!!!ありがとうございますー!!!! (2022年10月12日 8時) (レス) id: 66204f4837 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふわふわたつのり | 作成日時:2022年9月3日 13時