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不破side
「ふわっちの話いつも聞いてるけどさ〜!」
『どしたん』
「ふわっち西宮さんのセコムやん」
「それ俺も思ってた」
「え!だよねまゆ〜!」
『え、えぇ?セコム?』
俺がAちゃんのセコムか〜!!!
「AちゃんAちゃんってさ、大好きじゃん」
「不破くん、ほんと気づかないよね」
『だから〜、そんなんじゃないんやって〜』
そんなまさか
そもそもAちゃんは風紀委員長で、俺は校則も守れないようなやつで、
『嫌われてるんちゃうかな…』
「ふーん、ふーん良いんだね不破くん」
『えぇ?まゆ?』
___俺、西宮さん取っちゃうよ____
まゆが、そんなこと言い出した
別に、Aちゃんは俺のじゃないし
そんなの、まゆがしたいようにすればいいけど
『まゆ、まゆのしたいようにすれば良いよ』
「ふわっち?そんな顔じゃ説得力ないけど〜?」
『……分からん…』
「……不破くんごめん、嘘だよ。西宮さんは取らないから、もう1回ちゃんと考えて」
ふわっちに好きな人が出来れば、俺らはめっちゃ嬉しいからなぁとしみじみ語る明那と、その横でそうだねって頷いてるまゆを見て
『よぉし!俺考えてみるわ!』
そう言うと2人はにっこり笑ってくれた
「ふわっち〜〜!!今日一緒に帰ろー!」
「三枝くんもいるじゃん!!」
「ま、黛君!!保健室行ってたんじゃ!!」
女の子に見つかり、絡まれてしまった
どうやら俺らは人気らしいけど、
明那は苦笑いで、まゆは顔を少し歪ませていた
『あちゃ〜〜、今日は用事あってな、ごめんねぇ、俺らはもう行くね〜!』
「あ、ちょ、ふわっち」
「もう行っちゃうんだ〜」
「不破くんありがとう」
「そーそー、ありがとうー、急に女の子来てビックリした」
『にゃはは、良かったわ』
2人とそんな事を話していると、聞き慣れた声が聞こえた
『あ、え、Aちゃーん!!え!ちょ!んはは逃げんといてー!』
「あ、ふわっち行っちゃった」
「好きな子追いかけ回すタイプよなーふわっちは」
「やっぱ不破くんはあれでなきゃ」
アッキーナとまゆゆに見守られるふわっちの図が出来上がったそう
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しき(プロフ) - まじで更新ありがとうございます!!!!!! (2023年1月9日 17時) (レス) @page22 id: a69f66229b (このIDを非表示/違反報告)
ふわふわたつのり(プロフ) - あこさん» ありがとうございます……!!!確かに普通に勘違いしちゃいますね…!!どっかに書いとこうかな… (2022年11月7日 19時) (レス) id: 66204f4837 (このIDを非表示/違反報告)
あこ - あ、年齢フラグってやっぱバグ?ですよね!そういう展開になるのかと思った…あと何故か読んでも見たもの履歴上に行かないんですよね…厄災?(ごめんなさいいい忘れてましたがめっちゃこの話好きです。待ってます〜 (2022年10月29日 14時) (レス) @page20 id: d7fb7616a3 (このIDを非表示/違反報告)
ふわふわたつのり(プロフ) - 私の小説ってなんか年齢フラグたつようなとこありました…??全然解除されないんですけど…とほほ… (2022年10月14日 19時) (レス) @page20 id: 66204f4837 (このIDを非表示/違反報告)
ふわふわたつのり(プロフ) - お気に入り1000人いった…!!!!!わーい!!!ありがとうございますー!!!! (2022年10月12日 8時) (レス) id: 66204f4837 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふわふわたつのり | 作成日時:2022年9月3日 13時