【2j3j】風紀委員長を振り回したい【fw】

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「この腕、どしたん？」

『あ、こ、これは、ちょっと、掴まれて…』






完全に式が終わって、2人で手を繋いで歩いていれば、不破くんが私の腕を優しく触った






告白された時に、なんて言えばきっと嫌な気持ちになるに決まってる

けどそっちの方が私の杞憂だったみたいで、ちょこちょこ私の腕を見ては心配そうに眉を下げるので、言う他なかった





『でも、もう大丈夫だよ』

「大丈夫じゃないやろー、そいつの名前知っとる？」





名前を知ってどうするのか…
考えただけで恐ろしいので、名前は知らないフリをしておいた






「俺の家近いから、手当てしに俺ん家おいで」

『……えっ！？』






い、家って！！！

私がひどく動揺すれば、不破くんも察したように慌てて訂正した






「い、いや、ちゃうんよ！！下心とか1mmもない！！ただて、手当だけやぞ！！？ごめん！俺めっちゃチャラいヤツみたいやん！！」

『わ、わわ分かってるよ！！分かってるけど！』






2人して慌てて拉致があかないので、何やってんだろうって私が笑うと不破くんもせやな、って楽しそうに目を細めた








" 私たちバカップルだね "






" 来年も再来年もこうだとええな "






" そうだねぇ、不破くん、大好きだよ "






" にゃは、、どしたん？俺も好き "











この先もずっと一緒に居よう、と2人は手を握って幸せそうに歩いていた












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