【2j3j】風紀委員長を振り回したい【fw】

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「ぇ、ど、どしたん？」





私のあまりにも真剣な顔とは対照的に、どんどん不安な顔になっていく不破くん
え、何言われると思ってるんだろう…

深く深呼吸をする





今まで不破くんに甘えてきて、

いっぱい助けてもらった









"んぇ、Aちゃんがそんな言うならボタン留めよかな…"




"女の子1人じゃ大変っすよね"




"ｽｩｰｰｰ…A…ちゃん、す、透けてます…"




"おいてめぇちょっと近すぎんだろ"




"俺は似合うと思うけどなぁ？"




"か、かわいい、やんけ！！！！"




"んへ、俺で嬉しいかぁ……"




"なにやっとんの、お前"




"Aちゃん、好きな人、おるの……？"













"……………俺、じゃ、ダメなん？"
















『……卒業式の日時間ある？』

「………ッ、え、それって、返事、っすか？」







待たせてごめんね、って不破くんを見上げると目を細めて微笑んだ不破くんの優しい声が耳に響いた





「全然ええよ、むしろあざすって感じなんやけど」

『ありが、』

「いた！！不破ァ！！！！！」




最後まで言い終わる前に、突然先生の怒鳴り声が聞こえてきた





え？何？

あ、確か体育の先生だ




「卒業式までに黒染めしてこいよ！！！！」

「ゲッ、ごめんAちゃん、俺行くわ！」

『あ、え？ちょ、』

「不破！！！！何お前逃げてんだァ！！！！」






突如不破くんと先生の鬼ごっこが始まり、残された私は、突然の出来事に1人戸惑う事しか出来なかった







『雰囲気ぶち壊しなんですけどー！？』









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