元最強のテニスプレイヤーが、今では立海テニス部のマネージャー！？

あー、話が進まないんじゃー ページ31

ブン太side



『ブン太先輩、これあげるので許してくれませんか？』


そう言って俺のお気に入りのガムをさしだすのは俺達立海テニス部が大切にしているマネージャーのA。


ブ「…………………((ﾌﾞｽｰ」


Aが俺のことをちゃんと分かってくれて嬉しいはずなのに、どうしてか意地悪をしてしまう。Aが他の男と話してると胸が締め付けられるように苦しい。

この気持ちがなんなのか本当は分かってるのかもしれない。でも、認めたくない自分がいる。

ちらりとAを見ると丁度目があい、お互い数秒見つめ合う



ブ「『……………』」




Aは数秒見つめ合うだけで少し頬を染める。そして、そっぽを向いてしまった。









ああ、やっぱ、認めたくねえけど………俺、Aのこと好きになっちまってるなー………


Aのことを好きなのを認めたくないのはライバルが多くて俺の事なんてみてくれないって思ってるからだ………

いつもは天才的〜とか言ってるが、恋愛とかになると俺は凡人になってしまうらしい。現に、自分が惚れていることを認めたくないし見つめ合うだけで何も言えなくなってしまう。



でも、気づいたからには………何もせずに見守るなんてできねえ………俺は俺なりにAに自分のことをみてもらうことにする。そんで、Aは俺が、もらう。たとえ、ライバルが大量にいようとな。



『ブ、ブン太先輩？そ、そろそろ部活行きませんか？』



ブ「んあ？もうそんな時間かー？…………しゃーねえ、行くか！」


テニスコートまで二人きりなんて運がいいな〜
やっぱ俺って天才的〜



と、思っていたのだが



『あ、ブン太先輩、私赤也くん迎えに行かなきゃいけないので、先に行っててもらえますか？』



…………………赤也ああああああああぁぁぁ！！！



ブ「……………わかった……」



二人きりだと思ってたのによ……

やっと赤也くんきたー→←ブンちゃんはツンデレさ。.........多分

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