中原と太宰と時々私 ツヴァイ！！【文豪ストレイドッグス】【学パロ】

腐女子とリバ ページ6

「いいでしょ太宰君、中原の前の席僕なんだ」
「なんだ梶井君までいい席じゃない」
「太宰は基本前の方の席だな」
「うるさいな！アレ絶対ハメられてるんだよ！！」

生三角関係ﾊｧﾊｧ！！！いいぞもっとわいわいやれ！！！

もっと梶井くんがグイグイ来るのかと思ったのだが、梶井くんは「べんじょー」と言ってトイレへ立ってしまった。あらー残念でござる。
私はネタ帳(あ、これ現文のノートです)を机の中にしまって、ぼーっとする。

次の授業福沢先生だしなー。暇だろうなー。


「ねぇ、今日中也んち行っていい？」

「また？お前そろそろ飽きたら？」

「いやー、一回はまるとヤめらんないね」

「自分で買ったらどうだ？」

「いや、芥川君の家で特訓した！」

「は？芥川買ったのか？」

「ちょっと前にね。芥川君と特訓した！」

「教えてくれてもよかったじゃないか。俺も混ぜてくれよ」

「中也がいたら意味ないんだよ！でね、私思ったんだよ。私が上なら絶対イけるって！」

「下でも上でも俺には勝てないな」

「今度は違う！絶対中也啼かす！！」

「じゃぁ今日俺んちくるか？絶対に太宰に負けるわけがない」

「絶対に啼かす！覚悟しといて！」



ｶﾞｯﾀｰﾝｯｯｯ！！！



「え！？Aちゃんどうした！？」
「篠崎さん！？」

「あー、ごめん、ちょっと暇を持て余すあまり椅子後ろに傾けて遊んでたら勢い余って転倒した」

「す、凄い説明口調！」
「だ、大丈夫！？」
「大丈夫大丈夫。心配かけてごめんね」


興奮のあまり椅子から転げ落ちた。

そしてすぐ、チャイムが鳴って、太宰くんは教室に戻っていった。

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