中原と太宰と時々私 ツヴァイ！！【文豪ストレイドッグス】【学パロ】

腐男子と出し物 ページ22

「変な発言してごめんね。そして庇ってくれてありがとう」

「いや、篠崎さん凄い発想するね」
「な、僕も普通に執事かメイドしか出てこなかった」


実行委員に今衣装を借りれるかどうか聞いてみてといわれ、篠崎さんはケータイを取り出してメールを打ち始めた。そっか今ダメだと言われたら買出しとかそういうのも決めなきゃだめだもんな。




「よっしゃ、優勝はうちのクラスが貰った」



どうやら無事衣装提供はしてもらえるらしく、鶴谷さんの一言で教室はさらに盛り上がった。
まじか。これ現実か。うちの教室コスプレ会場になるのか。アツい。今学期俺の心臓働きすぎﾜﾛﾀ。

多分中島とか入り浸ってるかもしれないな。この教室。





っていうか、もしかして篠崎さんてアニメとかよく見てるのかな。

「篠崎さんてアニメ詳しいの？」


思いきって聞いちゃう、の段。


「え、あ、うーん、そ、そこそこ？こーゆー友達いるし、た、たまに、見る、ぐらいかな」

まじか、これもしかして深く語り合える的可能性とか…！！


「…た、例えば？」

「…えっと、ONE PIECEとか、戦国BASARAとか？」


うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお俺の好みジャストミィィイイイィィィイイィィイイイイイイイト！！！！！！！！！！！！！



「本当？俺もそれ好きだよ」
「まじかー面白いよね！」
「うん、あれは面白い」



「…」
「…」








でもごめん篠崎さん！！！！！！！！！！！！！！！

俺が語り合いたいのはそこから更に
ディープなところへいったところなんだ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！



口滑らせて変なこと言っちゃって
ドン引きされたら困るからこれ以上はやめとこう……

腐女子と脱出→←腐男子と出し物

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す