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ぼく。 ページ30

莉央にぃには酷いことを言った。


わかっている。



でも、あんなに支えてくれていたのに、




急に棗の味方になった気がして、





僕は









また1人になるんだろうか。









『…にぃ、さん?』

り「ん?どうしたの。」

『ううん、なんでもない。おはよ。』

り「うん!おはようA!」



相変わらず笑顔で接してくれる莉央にぃはどこまで優しいんだ。と思う。




それから、そんなあなたのために僕はきめました。









『今日、教室行くよ』

り「…え!?ほんとに!?」

『うん、なーくんについててもらうけど、。…それなら、…すこしでも"進める"?』

り「うん!きっと進める!頑張ってきてね!応援するよ!!」


『うん、ありがとう、莉央にぃ』
ーーーーーーーーーーー
な「おーけー。じゃあ教室いこうか、」

『う、うん。』

な「緊張するかな、笑…まぁ、数年ぶりだもんね、」

『そもそも、…僕は2組だったヨネ…??』

な「うんw 2組だよw 棗ちゃんといっしょのね。」

『…っ。うん。』


足取りはけして軽くない。

でも、教室にいく、

それが僕の精一杯。

棗ともう一度コミュニケーションをはかる方法。

兄となーくんを喜ばせる方法。


幸い、教室のドアは空いていて、わざわざ開ける必要はなかった。


『…』

先生と僕が教室に入る

ザワザワ…

皆が僕を見る。
やっぱり、…こわい、




棗「…っA!! おかえり…!おかえり!教室来てくれてありがとう!」


『へ、…ぁ、…う、うん、』

棗「私の隣。1番後ろの席の窓側。座って!次の授業 英語だよ〜!笑 A、英語好きだもんね!」

『あ、…ありがと、…うん、』


情報量が多い。


でも、



悪い視線は感じない。



みんな僕を迎え入れてくれる、



棗は僕がここに居るのを当たり前のようにしてくれる、



『ありがとう…』





『棗、…









この前はごめんね、








また、…仲良くしよう…?』



棗「〜〜っ!!うんっ!!!」









Happyend。

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SUGAR(プロフ) - 体調に気をつけて更新頑張ってください!応援してます!! (2020年2月18日 21時) (レス) id: 731e28b242 (このIDを非表示/違反報告)
まりな - とっても気に入りました!更新頑張って下さい! (2019年12月12日 14時) (レス) id: 6a92787452 (このIDを非表示/違反報告)
恋兎(プロフ) - ファーマーさん» コメントありがとうございます!(´;ω;`) うれしいです頑張ります! (2019年12月6日 23時) (レス) id: d665a17227 (このIDを非表示/違反報告)
ファーマー - こんにちは!ファーマーです。 いつも読んでいます! 応援しています!頑張ってください! (2019年11月30日 16時) (レス) id: d645669736 (このIDを非表示/違反報告)
恋兎(プロフ) - ゆずさん» コメントありがとうございます!、人物紹介にも記載した通り、無性です。本当の性別を知っているのは恐らくこの物語の莉犬くんだけでしょう。『りひとくん』と呼ばれているのはりひとの声も容姿も中性的であるからだというように考えて頂けたら嬉しいと思います! (2019年11月25日 23時) (レス) id: d665a17227 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:恋兎 | 作成日時:2019年11月17日 21時

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