夜を愛す少女【鬼滅の刃】

柱ヨリ年齢 ページ12

「じゃぁ、まず自己紹介から始めたいと思います！」


善逸と伊之助が首をかしげる。うん、この始め方したの驚く二人がみたかったからなんだよね。普通に言えばいいじゃんって？…それだと面白みがないでしょ？焦らしたいじゃん。

ニヤニヤと笑顔を浮かべながら、まず自分の名前を言う。


「はい、皆知ってのとおり私の名前はAです。年齢18歳。8年前から鬼殺隊で活動してます！階級は裏柱！改めてよろしくね！！」


最後ににっこりと笑顔を浮かべる。予想通り善逸と伊之助が固まって…なぜか炭治郎も固まっている。あれ？君私が18歳なのも柱なのも知ってたよね？なぜ固まってるん？

ちょっと予想外のことが起こり困惑しながら首をかしげる。最初に声を荒げたのは善逸だった。


「18歳！！？」

「いやそこかい」


私どんだけ年下に見られてたの？私18歳よ？15歳の時に宇髄さんに「せいぜい13歳」って言われたけどさ？…あれ？精々ってことは私下手したら10歳くらいに見られてた…？

いや確かに童顔だし身長低いけど…それでもさ！？いくらなんでもね！？私もうすぐ二十歳よ！？


「…15歳くらいだと思ってた」

「俺は禰豆子と同い年くらいかと思ってたよ…」

「…これ喜んでいいの？なんかダメな奴な気がする」


若く見られて「キャ〜嬉しい〜」じゃないんだよ。だって18歳はまだ若いもん！！それを15て…14て…

うん、まぁもう見た目の話は置いておこう。これ以上続けたら私が精神的にダメージを受けるだけだ！！うん！！私が一番反応してほしかったのは柱って所なのね！！


「…そういえば、Aは裏柱なんだな。思い出してみると、Aが使っている呼吸法を聞いていない気がする…」

「裏柱…柱！？えっ、A柱なの！？」

「今？今なの善逸？」


一番反応してほしかった所だよ？そんなに年齢意外過ぎた？せっかく話題逸らしたのに追加ダメージくらったよ？私。

そして…話してなかった気がする。炭治郎と一緒に戦ったのは鬼舞辻の追手を倒す時だけだし、その時の炭治郎は満身創痍だったからこっちを見てる余裕なんてなかっただろう。


「裏柱…確か、呼吸法の名前がそのまま柱の前に付くんだよな？裏の呼吸…？」

「ちょっと待って裏の呼吸は普通に面白い」


どんな呼吸だ裏の呼吸。何の裏だ。


「私が使うのは月の呼吸。裏柱っていうのはね…まぁ、ちょっと色々あって…。それも話せたら話すよ」


ちょっと、説明することが多くてさ

隊服ノ釦→←可愛イケド心配

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