さ「入学式、緊張するなぁ。」 ページ7
はじめまして!私、華姫李家長女の、華姫李さくらっていいます
なぜ自分が長女だって宣言したかというとですね、実は私には、五人の妹がいるんです
しかも全員同い年でおんなじ顔
察しのいい皆さんなら、もうお分かりでしょう
私、六つ子の長女なんです
はい、自己紹介はこの辺にしておきます
今日は、赤塚高校の入学式!
新しい制服に身を包んで、可愛い妹達と共に今、校門をくぐりました!
『それにしても、見知った顔もいれば全く覚えのない顔もあるね』
す「そうね、もしかしたら、同じクラスかもですね、さくら!」
う「……うぅ、人が多い」
も「元気出して、うめ姉ちゃん!」
ゆ「しかし心配だな、初めて会うものが、さくらやおれの魅力に取り憑かれてしまったら、そいつらは一生叶わぬ想いを背負い続けることになってしまうやもしれない。」
つ「それみんなの前でやんないでね。こんなのと姉妹だなんて思われたくない。」
そんないつもの会話をしながら、昇降口に向かっています
『……………………ねぇ、みんな』
5「ん?」
『ここにいるかな?おそ松達。』
5「………………………………」
す「大丈夫ですよ」
も「私達、ちゃんと約束したもんね!」
ゆ「そう不安がることないさ、さくら」
う「多分、いるんじゃない?」
つ「もぉ、絶対にいるよ!だって遊ぶ約束していないのに、なぜか同じ場所にいて、一緒に遊んでいたような仲なんだよ!それに、仮にいなかったら、一緒に探しに行こうよ♪」
『……うん、そうだね。さあ、行こっか!』
やっぱ大好きだな、みんな
私が不安になっちゃうと、必ず励ましてくれる
私が嬉しい気持ちでいっぱいになっていながら、昇降口まで走ると、みんなも付いてくる
念のために言っておくね
クラス表が昇降口の隣に貼ってあるから、それを確認してから校舎に入ります!
だから、私は昇降口に向かっています
先に走っちゃったから、妹達が付いてこれてるか、後ろを見ながら走っていると、
ドンッ
と誰かにぶつかってしまった
『うわわ!ご、ごめんなさい!』
?「ってて、あぁ大丈夫だよ」
どうやら男の人にぶつかってしまったみたい
慌てて頭を下げて謝る
少しすると、妹達が追いついてきたみたい
?「もう、だから前見て歩きなって言ったじゃん」
?「おいクソ長男!何女の子にぶつかってるんだ!」
という声が聞こえてきた
?長男って、もしかしてご兄弟の方がいらっしゃったのかな?
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作者名:桜並木 | 作成日時:2019年9月23日 19時