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次の日予定があった私は彼からの誘いを泣く泣く断り、変わりに今日の夜ご飯食べに行こうよと誘うことにし、その言葉にもちろんと少し下がっていた眉毛が上げながら答えたジョングクに胸をなでおろした
『1回家帰る?』
「んー、そうする?」
『うん、制服に匂いついちゃう』
「俺は気にしないけどねー」
『私が気にするんですー』
まだ少し明るい空に輝く星と月が私たちを見下ろしていて、ぼんやりとした気持ちになった。ふと隣を見ると彼も私と同じように空を見ていた。
それから私と目が合ってお互い足を止めて、無言の時間がくる。不思議なことにこの時はそうなるのが当たり前かのように感じでいて、いきなり訪れた彼と私の2人の空間が心地よかったように思える
『.....』
「.....帰る前に公園よらない?」
▽
子供がいなくなった公園は活気なんて無くて、お互いブランコに腰を下ろすと彼はそれを漕ぎ始める。私はそれを眺めているだけで会話はこれと言ってなかった
どれくらいその時間が続いたのだろか。疲れた彼がブランコを止めるまでだったから、およそ8分とか?あまり正確には覚えていないが、多分それくらいだったはずだ。
「...なぁ」
『なーに』
「俺がいた2年間どうだった?」
『楽しかったよ、すごく』
「俺迷惑たくさんかけたでしょ」
『そうだっけ』
「でも、」
軽く漕いでいる私のブランコは錆びた音が小さく鳴る。
彼の頭の中では今までの思い出が駆け巡っているのか、なんかそれって最期みたいじゃない。そんなことを私は頭の中で考えた。思い出を語る夜は早すぎる。
「俺もこの2年間楽しかったよ」
曖昧な空色と冷たい風に晒されるこの空間に相応しい淡い雰囲気を纏った彼が笑い、そんな彼に胸を締め付けられる。そして私はそんな彼がたまらなく愛しいと感じたのだ
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Labia(プロフ) - 1ちゃんさん» ありがとうございます。 更新致しましたので、是非見ていってください^ ^ (2020年8月18日 19時) (レス) id: d89ca10c87 (このIDを非表示/違反報告)
1ちゃん - あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"(泣)更新楽しみにしてます…(泣) (2020年8月13日 7時) (レス) id: 43879a9f7a (このIDを非表示/違反報告)
Labia(プロフ) - 1チャンさん» ありがとうございます!もっと1チャンさんをそのような気持ちにできるよう書いていきますね...!更新お待たせしないよう、頑張っていきます^ ^ これからも、『おやすみわたしの愛しき太陽』をよろしくお願いします! (2020年7月13日 19時) (レス) id: d89ca10c87 (このIDを非表示/違反報告)
1チャン - Labiaさん» 読んでいてとても心が綺麗な気持ちになります(泣)更新楽しみにしてます! (2020年7月12日 14時) (レス) id: 43879a9f7a (このIDを非表示/違反報告)
Labia(プロフ) - なむさんさん» 文章が綺麗...嬉しすぎるお言葉ですね(;_;)私がお話を作るにあたって意識している部分です。素敵な作品と言っていただいて恐縮です!私の想像で出来上がった物語ですか更に素敵な作品だったと思っていただけるように頑張ります!素晴らしいコメントありがとうございます (2020年6月14日 2時) (レス) id: d89ca10c87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:iris | 作成日時:2020年5月13日 6時