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駅のホームに着いた私は普段とは反対の電車に乗る。それが新鮮でピクニックに行くような気分になってしまう。彼はいつも通りの光景なのでなんら変わらないだろうが私はドキドキしてしまった。







電車に乗ったあと、見慣れない景色を眺めて頬が緩んでる私をジョングクが見て笑ったのが見えた。彼はこの時どんな気持ちだったのだろう、もし少しでも可愛いと思ってくれてたら嬉しい。私の儚い願いだ。







「こっちに来るのは初めて?」


『うん。こっちに友達いないから初めて』


「俺の地元なんもないよ」


『私の地元もなにもないよ』








何も無いと言ったジョングクの頭を叩きたくなった。電車を下りて駅を出た私の目に映ったのは、高層マンションやら、大きい一軒家が並ぶ街だった。何も無くないじゃない!固まる私を見て、早く来なよと困った顔してるジョングクの傍まで走って隣に並んだ



















『ジョングクってこんな所に住んでるの?』


「うん」








歩き続けて着いた彼の家は一軒家だった。ジョングク曰く、ここら辺にある家に比べたら自分の家は小さい方だと言っていた。確かに周りの家は大きいが、彼の家もなかなかの大きさだった。







『外で待ってるね』


「いや、中入りなよ。何分かかるか分からないし」


『でもいきなりお邪魔するのも...』


「いいって、ほら」


『...お言葉に甘えて。お邪魔します』







外見に劣らず中も綺麗だった。でも物は少なくて、シンプルなお家だなぁと私は周りを見渡した。ソファに座らせてもらい出されたお茶を飲んでいると、傍を離れたジョングクが誰かと話していた。声色的に女性の方だろう。







「母さんは寝てて良いって」








私が本人にお邪魔していることを言おうと立った時、少し開いていた扉を閉められ、私の足は行き場をなくした。これはこっちに来るなという合図なのだろうか、だとしたら無理に行くのも悪いと、再度ふかふか過ぎるソファに身を預ける








見えた黒髪は綺麗だった







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設定タグ:防弾少年団 , BTS , ジョングク
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Labia(プロフ) - 1ちゃんさん» ありがとうございます。 更新致しましたので、是非見ていってください^ ^ (2020年8月18日 19時) (レス) id: d89ca10c87 (このIDを非表示/違反報告)
1ちゃん - あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"(泣)更新楽しみにしてます…(泣) (2020年8月13日 7時) (レス) id: 43879a9f7a (このIDを非表示/違反報告)
Labia(プロフ) - 1チャンさん» ありがとうございます!もっと1チャンさんをそのような気持ちにできるよう書いていきますね...!更新お待たせしないよう、頑張っていきます^ ^ これからも、『おやすみわたしの愛しき太陽』をよろしくお願いします! (2020年7月13日 19時) (レス) id: d89ca10c87 (このIDを非表示/違反報告)
1チャン - Labiaさん» 読んでいてとても心が綺麗な気持ちになります(泣)更新楽しみにしてます! (2020年7月12日 14時) (レス) id: 43879a9f7a (このIDを非表示/違反報告)
Labia(プロフ) - なむさんさん» 文章が綺麗...嬉しすぎるお言葉ですね(;_;)私がお話を作るにあたって意識している部分です。素敵な作品と言っていただいて恐縮です!私の想像で出来上がった物語ですか更に素敵な作品だったと思っていただけるように頑張ります!素晴らしいコメントありがとうございます (2020年6月14日 2時) (レス) id: d89ca10c87 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:iris | 作成日時:2020年5月13日 6時

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