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｢手伝ってくれてありがとう｣
『どういたしまして』
職員室にプリントを提出して、帰ろうとなった私たちはお互い電車通学という事もあり必然的に一緒に帰ることになった。そこでジョングクに、部活とかしないの？と何気なく聞いた。ジョングクならその高い身長と運動神経を活かしてバスケ部とかで活躍出来そうだけど
｢...バイトもあるし、そんな暇無いよ｣
『...そっかー』
｢俺も部活とかしてみたいなー。青春って感じない？｣
『そうだね、その感じわかるよ』
その時見せたのかもしれない暗い表情は、綺麗なグラデーションになった夕日で消されていく。それに注意を向けるには少しばかり遅かったのかもしれない
『ジョングクはバスケ部って感じする』
｢Aは.....帰宅部｣
『それ喜べないよ』
｢暇持て余してそう、あ、怒んないでよ。冗談だから｣
そこから少し間をあけてからジョングクは、体育祭楽しみだわって私に笑顔を向けた。その笑顔は反則でしょ、小さい子が新しく買ってもらったおもちゃに喜んでるような顔をしたジョングクの表情は初めて見たもので、もっと色んな顔が見たいと貪欲になったのはこの頃だったか
▽
体育祭練習がこんなにキツイものだと思わなかった。中学の時はなーなーにしてきた種目も高校になると皆の熱が違うのか同じものをやってるはずなのに全く違う競技に思えた。
『もう無理、暑い〜』
休憩時間にその場に倒れ込んだ私を友達が笑う。なんでそんなに体力がないんだ、と。それは私が聞きたいよ、昔は底なしの体力があった気がする、でも今はなんでだろ。私の体力はコップ1杯分になってしまったみたいだった
『男子はほんと元気だよね、その体力分けて欲しいわ』
女子と何が違うのだろう、この体力の差はなに。筋肉量の問題なの？頭を横に倒して天井から騒がしい方に視線を向けると、友達と楽しそうに走り回るジョングクの姿が見えた。
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Labia(プロフ) - １ちゃんさん» ありがとうございます。 更新致しましたので、是非見ていってください^ ^ (2020年8月18日 19時) (
レス) id: d89ca10c87 (このIDを非表示/違反報告)
１ちゃん - あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"（泣）更新楽しみにしてます…（泣） (2020年8月13日 7時) (レス) id: 43879a9f7a (このIDを非表示/違反報告)
Labia(プロフ) - 1チャンさん» ありがとうございます！もっと1チャンさんをそのような気持ちにできるよう書いていきますね...！更新お待たせしないよう、頑張っていきます^ ^ これからも、『おやすみわたしの愛しき太陽』をよろしくお願いします！ (2020年7月13日 19時) (レス) id: d89ca10c87 (このIDを非表示/違反報告)
1チャン - Labiaさん» 読んでいてとても心が綺麗な気持ちになります（泣）更新楽しみにしてます！ (2020年7月12日 14時) (レス) id: 43879a9f7a (このIDを非表示/違反報告)
Labia(プロフ) - なむさんさん» 文章が綺麗...嬉しすぎるお言葉ですね(;_;)私がお話を作るにあたって意識している部分です。素敵な作品と言っていただいて恐縮です！私の想像で出来上がった物語ですか更に素敵な作品だったと思っていただけるように頑張ります！素晴らしいコメントありがとうございます (2020年6月14日 2時) (レス) id: d89ca10c87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：iris | 作成日時：2020年5月13日 6時
