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今日は学校がないけれど、ジョングクに聞いた手前行かないという選択肢は私の頭の中には浮かばなかった。カフェの中へ足を運ぶと既にジョングクは働いていて、何度か私の顔を見ている店長は、今日はご飯食べに来たのかな？と優しい表情を私に向けてカウンターを指さした
『オムライスください。あと烏龍茶も！』
ちょっと待ってねーと店長はすぐ材料を持って調理に取り掛かる。携帯を取り出して溜まっているメッセージを確認していると背後からジョングクの、来んだって声に振り返った
『昨日行ってもいいか聞いたからね』
｢そーでした。ま、ゆっくりしてってよ｣
『ジョングクも仕事頑張って。ご飯食べながら見守ってるわ』
｢くそ...俺は腹減ってんのに...｣
少し拗ねたように恨ましく私を見つめるジョングクは数秒後お客さんに呼ばれて戻ってしまった。再度携帯をいじり始めるとフライパンを巧みに動かす店長が、2人は付き合ってるの？と聞いてきたので先に置かれた烏龍茶をこぼしそうになる。
『いきなりですか』
その後もオムライスが出るまで、お似合いだと思うけどなぁやら、ジョングクって君の前だとよく笑うんだよやら、嬉しい言葉を投げかけてくれたのだが恥ずかしすぎてどうにかなりそうだった。
『.....美味しいです』
その話に耳を傾けないように出来たてのオムライスを1口ほおりこめばケチャップの優しい味が広がって自然と、おいしい、とそう零れていた。
▽
｢.....｣
いつも通り騒がしい廊下でジョングクは浮かない顔をしている。そう言えば今朝は後輩から告白されてるのを目撃したなーと入学してから何度目かのそれは私を戸惑わせるには刺激が足りなくなっていた。慣れというのは怖い
｢なんかさぁ...告白されて断んのって申し訳ないよな｣
友達にどうしたのかと問い詰められたジョングクがそう言ったので、当事者と部外者では感じ方は違うのだと思い知らされた。慣れているものだと思っていたから。今日も今日とてその輪から離れた場所で彼らを見ていた
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Labia(プロフ) - １ちゃんさん» ありがとうございます。 更新致しましたので、是非見ていってください^ ^ (2020年8月18日 19時) (
レス) id: d89ca10c87 (このIDを非表示/違反報告)
１ちゃん - あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"（泣）更新楽しみにしてます…（泣） (2020年8月13日 7時) (レス) id: 43879a9f7a (このIDを非表示/違反報告)
Labia(プロフ) - 1チャンさん» ありがとうございます！もっと1チャンさんをそのような気持ちにできるよう書いていきますね...！更新お待たせしないよう、頑張っていきます^ ^ これからも、『おやすみわたしの愛しき太陽』をよろしくお願いします！ (2020年7月13日 19時) (レス) id: d89ca10c87 (このIDを非表示/違反報告)
1チャン - Labiaさん» 読んでいてとても心が綺麗な気持ちになります（泣）更新楽しみにしてます！ (2020年7月12日 14時) (レス) id: 43879a9f7a (このIDを非表示/違反報告)
Labia(プロフ) - なむさんさん» 文章が綺麗...嬉しすぎるお言葉ですね(;_;)私がお話を作るにあたって意識している部分です。素敵な作品と言っていただいて恐縮です！私の想像で出来上がった物語ですか更に素敵な作品だったと思っていただけるように頑張ります！素晴らしいコメントありがとうございます (2020年6月14日 2時) (レス) id: d89ca10c87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：iris | 作成日時：2020年5月13日 6時
