STAGE11 ページ11
利夜「!」
声の主を見てみると、そこには、銃口をこちらに向けている朱雀であった。
利夜「……なんの真似?」
葵香「いやぁ、まさかこんなに簡単に引っかかってくれるとは、思っても見なかったよ」
マスクを外し、顕になったその顔は、松野ファミリーのチョロ松だ。
利夜「!な、なんで…」
チョロ松「…十四松ー、いつまで死んだふりしてんの?」
十四松「あいあい!」
さっきまで死んでいたと思われた十四松が、勢いよく飛び上がった。見ると十四松の服の中にはスイッチを押すと血が入った袋が割れる仕組みのものが入ってあった。
利夜「……朱雀は!本物の朱雀はどこ!」
チョロ松「あー…今は〇禁部屋かな」
チョロ松が持っている小型パソコンに映っているのは、うつ伏せになって倒れている朱雀だった。
利夜「……どうしてこんなことを」
チョロ松「そんなの簡単、薬〇を貰う為と、テリトリーを広げる為に決まってんじゃん、じゃなきゃこんなめんどくさい役始めっから受けてないから」
十四松「でもチョロ松兄さんが1番まとも!」
チョロ松「まぁ、当たり前だけどね」
利夜「……最低ね」
チョロ松「……おそ松兄さん、コイツどうする?」
おそ松「もちろん、殺しとかなきゃね」
チョロ松「一松は大丈夫なの?」
おそ松「一瞬危なかったけど大丈夫、やられた瞬間にトド松入れといたから」
チョロ松「自分で行けよな」
おそ松「トド松ーそっちどう?」
トド松「もう終わったよー」
おそ松「おつかれー」
チョロ松「…じゃあ…殺ろっか」
利夜「いや…やめて…」
チョロ松「今更?」
利夜「……!!!」
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作者名:ぶらっくま | 作成日時:2018年11月11日 23時