執事が可愛すぎてしょうがないセクハラ少年団。

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ｽｩｰ ﾄﾞﾝｯ!!









!?!?








なぜ空いた左手で人参を抑えない!?








「ナムジュン様？包丁は振り下ろすものではございませんので…」









気づけば体が先に動いて、









ナムジュン様の握る包丁に手を重ね、一緒に切っていく。









ﾄﾝﾄﾝﾄﾝ








「左手で抑えて…」








すぐに離れる彼の左手を抑えながらにんじんを刻む。









…








5分で1本の人参を刻み終えたナムジュン様。








既に疲れきったご様子。









「後は私がやっておきますのでどうぞお休みください。」









後は私がパパッとやろうと思ったが、









RM「コツは掴んだぞ？」









自信満々に包丁を持ってニンジンと向き合う彼をみると応援したくなってしまう。









…まだ時間もあることだしいっか、








そう思い隣に目を移すとやっとじゃがいもの皮剥きが終了したテヒョン様。








人を殺しそうな包丁の持ち方でジャガイモと向き合う。









「ちょ、、」









「包丁はこう持つんですよ」









じゃがいもの命を守るため必死に包丁の持ち方をレクチャーする私。









TH「こう？」









「そう。」







ﾀﾝｯ!!









やっと正しい持ち方をしたと思えばやはり振り下ろされる包丁。









そして見事に真っ二つのじゃがいも…









「そんなに振り下ろさなくていいんですよ？？こうやって」









ｽﾄﾝ









「て、やれば。」









ナムジュン様同様テヒョン様の包丁に手を添えて一緒に切っていく。









ﾄﾝ、ﾄﾝ、ﾄﾝ








ゆっくりだが、だんだんと上手くできるようになったよう、









私が手を離しても自分でちゃんとできてるのをみて安心する。









って、私は母親か…

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