執事が可愛すぎてしょうがないセクハラ少年団。

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Aside





しばらく雑談を楽しんだ私たち。









気付けば日付も変わってしまい、眠気に襲われる。









YG「悪いな。こんな時間まで付き合わせちまって…」









そろそろ部屋に戻ろうかという話になり、









空になったコップを流し台に置きにいくユンギ様。









「いえ、とても楽しませていただきました。コップは私が洗いますね。」









あんなに怖がっていたはずのキッチンに立ち









コップを泡立てたスポンジで洗っていく私。









落ち着いていてクールな性格の彼が話す内容はどれも面白くて、









つい聞き入ってしまった。









YG「…って何か寒いと思ったら、」








YG「窓閉めとくぞ。」








洗い終えたコップを布巾で拭いていると、丁寧にキッチンの窓まで閉めてくれるユンギ様。








「わざわざすみません…」







こうして綺麗になったコップは食器棚に戻される。








YG「電気消すぞー。」








そして、ユンギ様によって消されるキッチンの電気。








当然真っ暗だが、二人ということもあって初めのような恐怖感は全くなかった。









YG「あと、見回りする時くらい電気付けていいからな？」








リビングから出る前に壁に取り付けられた電気のスイッチを指さすユンギ様。









「あ、そうですね…つい、寮生活でスマホのライト使うのが癖になっていまして…ㅋㅋ」









今考えればわざわざ暗闇をスマホのライト一つで照らすなんて、








馬鹿なことしてたな…









と、思いながらも階段を上り








YG「おやすみ。」









と言って別れた私達。









･









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･









窓は開いていないか、鍵は閉まっているか。









ちゃんと確認したはずなのに…









どうしてキッチンの窓は開いていたんでしょうね？









もう10月中旬だっていうのに…









もしかしたら『ナニカ』が入ってきちゃったのかもね…？

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