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目を覚ますと、隣で眠る流星。
彫刻のように整った顔は美しかった。
そして俺の身体につく、いくつかの跡。
首は見えてまうからと、太ももやら腕やらお腹やらにつけた流星からの愛を感じた気がして。
いや、
そこに愛があるのかは分からんけど。
･
＿プルプルプル
と、無機質な電話の音が鳴って。
きっと、彼だろう。そう思い、電話を手にして部屋を出る。
『もしもし？』
「あー、のんすけ？」
『俺しか出えへんやろ笑
あ、今日行くから』
「え、あーおん。今、どこ？」
分かってるくせに。
はまちゃんは、こうやって尋ねてくる。
『流星ん家！』
明るく、なるべく変に思われんように。
「相変わらず、仲ええなぁ〜分かった。待っとるわ〜なるべく早く来てや」
そう言って電話を切ったはまちゃん。
そして、俺はパパッと流星の為に軽くご飯を作りながら考える。
ずっと、はまちゃんの事が好きやと思ってた。
なのに、流星に抱かれたいと思った。
辛そうにする流星の力になりたい。
そう思って、ここに来たはずやったのに
気づけばその手で、その瞳で俺に触れてほしい。
最低な俺は
そんな事を考えてしまったのだ。
･
流星のご飯を作り終えた俺は、寝室に戻り流星に声をかける。
『ちょっと、約束があるから帰るわー。
ご飯、用意しとるから食べや。
またなんかあったら連絡して』
淡々と喋る俺に、流星は
おー、とか
んー、へーい、とか
ほんまに聞いとるんか分からんけど、
まぁええかっと玄関へ向かう。
靴を履き終えて、くるっと振り向くと
起きたてなのかフワフワした流星がこっちに歩いてきて
「んーふふふ、のぞむ。いってらっしゃい」
なんて言うもんやから、可愛いなんて不覚にも思ってしまうやんけ。
昨日は、あんなに男らしかったのに。
『い、いってくる』
新婚みたいで、恥ずかしくなった俺は勢いよく飛び出して
急いではまちゃんの家へ向かった。
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Marco(プロフ) - ちょこりんさん» ちょこりんさま、また遊びに来てくださったんですね！嬉しいです、ありがとうございます(TT)現在、迷走中ですが世界観だけは壊さないように頑張りますね！笑貴重なご意見、いつも励みになってます。皆さんが幸せになれるように頑張りますね！ (2018年1月28日 18時) (
レス) id: 96df9beb9c (このIDを非表示/違反報告)
ちょこりん - Marcoさま、毎回本当に楽しみにしています。もう胸イタです。自覚の無い者、判っていて目を背ける人、無自覚に思いこむ人、もう痛くて泣くし歯痒い。みんな幸せに〜って思います。続き超楽しみにしてます。たまには外野ﾒﾝﾊﾞｰの視点も見たいです。頑張って下さい！ (2018年1月28日 0時) (レス) id: 8c9f375592 (このIDを非表示/違反報告)
Marco(プロフ) - ちょこりんさん» ちょこりんさま、貴重なご意見ありがとうございます！参考にさせていただきます。これから紫桃も出てくる予定ですのでまた遊びに来てやってください(^ ^)オチの方もしっかり考えます！！また何かございましたらコメントの方で教えてください！お待ちしてます♪ (2018年1月20日 10時) (レス) id: 96df9beb9c (このIDを非表示/違反報告)
ちょこりん - Marcoさま、赤緑のキュンキュンなお話ありがとうございました。青桃も楽しみです。ただ巻き込まれの桃さんの幸せをいちばん祈ります。昔から青が好きなんてオチだったら不憫過ぎ(泣)紫にさらわれて欲しいです！(笑) (2018年1月19日 23時) (レス) id: 8c9f375592 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Marco | 作成日時：2018年1月16日 6時
