#Thursday ページ10
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「わー!待って今何時!??」
「…7時半、」
「うわ!今日のスケジュールが!」
「うるせ、」
耳を塞いだかと思ったら亜嵐の逞しい腕に包まれる。
でも今日は違うの、
いつもなら喜ぶタイミングなんだけど今日だけは違う!
「ほんっとに離して!」
「なんなのまじで、」
再び眠りについた亜嵐の腕をぬけだして
着替えてぱぱっと化粧して
ゴミ袋をまとめる。
玄関で靴を履いてドアを開けようとした時。
あ、寝室のゴミ。
急いでゴミ袋を取りに戻ろうとすると
寝惚けた亜嵐がゴミ袋を持ってフラフラやって来た。
「…頼んだ、」
今にも布団に戻りたそうな顔、
寝癖、
最早眼鏡すらかけてない、
そんな亜嵐に小さく感謝する。
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り(プロフ) - 亜嵐LOVEさん» はじめまして!読んでくださりありがとうございます うれしいです〜!他にもお話載せているのでよければどうぞ! (2020年4月5日 19時) (レス) id: 470a32ab54 (このIDを非表示/違反報告)
亜嵐LOVE - 今日見ました!このお話良かったです! (2020年4月5日 14時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:り | 作成日時:2019年7月14日 12時