工藤新一の姉は降谷さんの部下2 ｢降谷零/安室透｣

67話 水平線上の陰謀 ページ17

あなたside

美波子｢岬さんから事件のことは聞きました。確かに、10時丁度に日下さんから電話が来て30分ほど話しました。前から企画書の相談を受けてまして、朝のティータイムの時に時期にストーリーができるので意見を聞かせてほしい。10時に電話をするから部屋に居てくれっと言われたんです｣

目暮｢そうですか。いや、それさえ確認できれば。どうもお邪魔しました。｣

美波子さんもそういうなら。でも

目暮｢これで日下氏のアリバイは成立だな｣

白鳥｢えぇ。2人が共犯でなければ｣

目暮｢部屋の電話は無正式ではないからな。電話しながら犯行現場へ移動するのは不可能だ。｣

毛利｢ふんっ。｣

白鳥｢毛利さん？｣

目暮｢美波子さんのことを考えていたんだろ。彼女もなかなかの美人だからな｣

毛利｢いやぁあははは｣

白鳥｢安室さんもですか？｣

安室｢いえ。僕は綺麗な方より子供みたいな子の方が好きなので｣

子供？？

コナン｢(姉ちゃんのことだろうな。姉ちゃん、子供っぽいし。)｣

目暮｢トメさん！｣

トメ｢目暮警部｣

目暮｢どうですか？｣

トメ｢一通り終わりましたがこれと言った収穫はありませんね｣

目暮｢そうですか｣

トメ｢ただ、遺体の近くの床に赤褐色の液体をふき取ったような後がありまして｣

目暮｢赤褐色の液体？｣

コナン｢ねぇ、トメさん！それって血じゃないの？｣

トメ｢いや、色が似てるんだが血液反応が出なかったんだ｣

高木｢目暮警部！6階の客全員と乗員達に聞き込んだんですがやはり、目撃者は居ませんでした｣

目暮｢そうか。ウェルカムパーティーは5時からだったな。それまで手分けしてほかの乗客達からも聞き込みを始めるか｣

｢はい！｣

トメ｢それでは警部。われわれは採取した証拠品を持って本庁に戻ります｣

目暮｢ご苦労さまでした。｣

68話 水平線上の陰謀→←66話 水平線上の陰謀

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す