第五章 ページ49
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トーーーーーーーーン
大我「…ん、やし、き?」
目を開けると、見慣れた屋敷の中で
暖かい布団がかけられていた。
北斗「…目、覚めたか?」
大我「…!北斗さん、」
北斗「…大丈夫か?」
大我「全然、すみません…」
北斗「いきなりの事で驚いたんだろう。問題ない、
それより…笑っていたが、なんかあったのか?」
大我「え?」
北斗「今も、眠っている時も、笑っていた」
大我「…さっくんとの昔の夢見ました。」
北斗「……そうか、」
大我「とても、いい夢でした。あの時、俺が斬る前に笑った彼の顔が忘れられない」
北斗「そんな彼を鬼にしたやつ、倒さないと…だな」
大我「そうですね。北斗さん」
北斗「なんだ」
大我「ありがとうございます」
北斗「…京本」
大我「はい?」
北斗「もし、俺に何かあったら、樹を頼んだ。」
大我「…え?」
そう言う北斗さんの目は真剣でとても冗談でしょう?なんて言えなかった。
北斗「…俺になにかあったら…
樹は、きっと俺と同じ道を進もうとする」
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ジメッとした、0部隊とは違う屋敷。
陽も当たらない汚れた場所____
火だけを頼りに会話を弾ませる2人。
?『たくまくん、死んじゃったかぁ…どうするんですか?』
?『どうするって…風の流れだよー』
?『ほんまに能天気ですね"慎太郎様"』
?『えっ、酷!!酷いよ"康二"!!』
彼ら…"ナニモノ"
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15Mayuu(プロフ) - お話続けてくださりありがとうございます!ほくじゅりの幼少期のお話を読んでみたいです!また、樹君を庇って北斗君が怪我してしまったりと、、是非よろしくお願いします! (2021年2月3日 22時) (レス) id: ea80b7409d (このIDを非表示/違反報告)
しずく - 1番が見てみたいです。すごく面白いのでこれからも続けてほしいです。 (2021年1月30日 8時) (レス) id: 0ac6e112f4 (このIDを非表示/違反報告)
さな - この作品、すごく好きなので続けて頂きたいです (2021年1月29日 23時) (レス) id: 4edeae3903 (このIDを非表示/違反報告)
さな - いつも楽しみに見ています!私は、2番を見てみたいです! (2021年1月29日 23時) (レス) id: 4edeae3903 (このIDを非表示/違反報告)
ほく - 作者さんが仰ってる5つのストーリーなら私は1番が好みです!もしよかったらまた書く機会があれば書いていただきたいです! (2021年1月29日 23時) (レス) id: f8b4be04d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:沙羅 | 作成日時:2021年1月21日 20時