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第五章 ページ43





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樹「………はぁ、はぁ…なぁ、」




北斗「…はぁ、はぁ……なんだよ」





樹「……生きてる?」






北斗「はぁ、…生きてるよ、」



傷だらけ、そして仕留められ抉られた体のまま

もぞっと動く北斗はとても苦しそうだった。




樹「はあ…、はぁ…お前…体力超人かよ、」




北斗「…はぁ、樹、目瞑れ、」




樹「…ああ、」






北斗「…大きく息をして、傷に集中。



呼吸を巡らせて、止血するんだ」









樹「はぁ、……んっ…」









上で何があったのかはわからない。

けど、俺たちの体をズタズタにした後

攻撃は止まり、ドロドロしたものは消えて

怪我した数人の乗客と俺たちの傷だらけの体。









樹「…きょもっ、」






攻撃が止んだということはなにかあったのではないか







そうグルグル考えていると

ひんやりとした冷えた北斗の手が俺の額に触れた。






北斗「集中。」








北斗はもう息は上がってなく、傷も止血はできていた









北斗「………京本のところ、いくぞ」









樹「んっ、…」






北斗「…あいつは無事だよ。お前の体がそう証明してる」






樹「…ああ、」

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15Mayuu(プロフ) - お話続けてくださりありがとうございます!ほくじゅりの幼少期のお話を読んでみたいです!また、樹君を庇って北斗君が怪我してしまったりと、、是非よろしくお願いします! (2021年2月3日 22時) (レス) id: ea80b7409d (このIDを非表示/違反報告)
しずく - 1番が見てみたいです。すごく面白いのでこれからも続けてほしいです。 (2021年1月30日 8時) (レス) id: 0ac6e112f4 (このIDを非表示/違反報告)
さな - この作品、すごく好きなので続けて頂きたいです (2021年1月29日 23時) (レス) id: 4edeae3903 (このIDを非表示/違反報告)
さな - いつも楽しみに見ています!私は、2番を見てみたいです! (2021年1月29日 23時) (レス) id: 4edeae3903 (このIDを非表示/違反報告)
ほく - 作者さんが仰ってる5つのストーリーなら私は1番が好みです!もしよかったらまた書く機会があれば書いていただきたいです! (2021年1月29日 23時) (レス) id: f8b4be04d8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:沙羅 | 作成日時:2021年1月21日 20時

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