第二章 ページ14
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鬼を倒す、己の力を高めるためにある"気"
その気は世の中に現在5つで成り立っている。
元となるものは"無"
そこから枝分かれをして炎、氷、風、岩、毒の5つが出来た。
樹さんが操る"気"は炎
そして北斗さんは"無"。つまり5の技を使えるということ。
そんな北斗さんが得意とするのは毒、氷
炎も岩も得意ではないみたい。
今、北斗さん樹さんを含めて"気"を持つ隊員が非常に少ないということ。
この時代、正直1人でも多く戦力になりそうな剣士や弓使いを増やさなければいけない。
樹「…だから、お前のような弱いやつに
構ってる暇があれば戦いに行きたい。
北斗はここ最近夜もお前のこと見てる。
それじゃ鬼狩りができない」
大我「…あれ」
樹「なんだ」
大我「弓使いって、樹さんの他に誰がいるんですか？」
樹「…俺はいないよ。弓を使える隊員は今俺だけだ。」
大我「…え？それまずいんじゃ」
樹「…弓は扱い慣れてないと無理なんだよ。別に不味くはないけど」
大我「…樹さんは…どうして隊員に？」
樹「…地獄と言われた時代をひっくり返すため。」
大我「…地獄…」
樹「…お前"気"使えないの」
北斗「京本は一般の人間だ。無茶を言うな馬鹿。」
樹「…ふぅん、憑依させればいいんじゃないの？」
北斗「あ？」
樹「…お前の力」
北斗「馬鹿言うな。京本生きれるか分からないぞ」
樹「…はいはい、過保護ですね」
北斗「…樹。そいつ頼んだ。」
樹「どこいくの」
北斗「…お前の持ってきた鬼のアジトを探す」
樹「…ごめんって」
北斗「…次変なことしたら、お前に手を出す」
樹「それこそ対立違反だろ」
北斗「…」
樹「…って、」
大我「…！」
樹さんの頬は切れて赤い液体が滲んでいて
はや過ぎて、何を飛ばしたか見えなかったけど
大我「…水？」
木の床に滲む冷たい水で直ぐに理解をした
大我「…氷だ…」
北斗さん、氷の粒を樹さんに飛ばしたんだ…
なんで？こんなすぐ溶けるものなのか？
"炎屋敷の主"
大我「"気"ってそういうことか」
樹「…悪かったな、今回は」
大我「え？」
樹「…俺別にお前のこと嫌いじゃないから」
大我「…じゅ、樹さん？」
樹「…北斗が興味持つからムカついんだよ」
大我「…樹さん、嫉妬…？」
樹「はっ！？」
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15Mayuu(プロフ) - お話続けてくださりありがとうございます！ほくじゅりの幼少期のお話を読んでみたいです！また、樹君を庇って北斗君が怪我してしまったりと、、是非よろしくお願いします！ (2021年2月3日 22時) (
レス) id: ea80b7409d (このIDを非表示/違反報告)
しずく - 1番が見てみたいです。すごく面白いのでこれからも続けてほしいです。 (2021年1月30日 8時) (レス) id: 0ac6e112f4 (このIDを非表示/違反報告)
さな - この作品、すごく好きなので続けて頂きたいです (2021年1月29日 23時) (レス) id: 4edeae3903 (このIDを非表示/違反報告)
さな - いつも楽しみに見ています！私は、2番を見てみたいです！ (2021年1月29日 23時) (レス) id: 4edeae3903 (このIDを非表示/違反報告)
ほく - 作者さんが仰ってる５つのストーリーなら私は1番が好みです！もしよかったらまた書く機会があれば書いていただきたいです！ (2021年1月29日 23時) (レス) id: f8b4be04d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅
| 作成日時：2021年1月21日 20時
