【中原中也】猫被り彼氏をぶん殴る。【文スト】

暴言十三 ページ15

お久しぶりです！
久々に来たら星が赤くなっていて驚きました。これからもこんな調子でしょうが何卒宜しくお願いします…。



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『へー、探偵社の人虎君、龍ちゃんの好敵手なんだ』






「縊り殺されたいか愚者め」







『龍ちゃんから久しぶりに「愚者」頂きましたー』







「つーか何で人虎のこと知ってたんだよ
情報仕入れんの早くねぇか？」






『人虎君が武装探偵社入ってからどんだけ経ったと思ってんのさ

今じゃ人虎君の髪の本数まで知ってるよ？』






「キモ……」






『流石に嘘だよ』




みっちーが無事に書類を提出したあと。

パーティーに芥川龍ちゃんが合流しました。
ボスの拠点(中也の執務室)に向けて、着々と戦闘力を高めてます萩原Aです。


一枚渡し忘れてたなんて云ったら殺されちまうぜ……(戦慄)






というか私今みっちーに引かれた。ドン引きされた。泣いちゃう。




コツコツかつかつと、静かな廊下に三人分の足音が響く。

……あれ、今のわたし、両手に花ならぬ両手にイケメン状態なのでは……？



ふと気づいたので、取り敢えず二人と腕を組んでみることにした。ちなみに意味は無い。

強いていうなら反応が見てみたい。





『ねー2人と「うぉっ！？？な、何急に腕組んできてんだ離せよ！！」冷たい泣いちゃう』






組んだそばから二人にぱっと手を離された。
……別に下心ないから警戒しなくていいのに…。






『反応が女子っすね2人とも』





「うるせーな、お前こそパーソナルスペースってもん無いのかよ」





「……少しは恥じらいを持て」





顔が赤い、女子だ女子。
ちなみに私、仲良くなった相手に対してパーソナルスペースはありませんことよ(にっこり)。


昔はそれでよく中也に怒られたなぁ……(懐かしむ目)







『ていうか、2人ともそんな気にするタイプなんだ？』






「俺らがどうこうってより、中也さんの嫉妬が怖「ほーぅ？」、い………やっ、やぁ中也さん！」




▷立原 が 固まった！


▷中也(ラスボス) が あらわれた！




『っっっ、「やぁ中也さん」っ……ひぃ、…っ！！！』




みっちーの裏返った「やぁ中也さん」最高、まじで最高。腹痛い。

ひいひい言ってる私の前に現れたのは目的地ならぬ目的人の中也。
ずかずかと歩いてきて、冷や汗ダラダラのミッチーの目の前に仁王立ちした。






「何笑い転げてンだ豚

……で、立原
俺の嫉妬がなんだって？」

「いえ何でもありません」

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