お兄ちゃん。 ページ5
今度は、ATSUSHIさんがそこにはいて、
気持ちの中を読み取られた。
この人も変わってなかった。
いつものサングラスにいつもの声。
ATSUSHI『なんかあったの？泣いちゃって。笑』
『……歌いたかった。苦しかった…。』
ATSUSHI『なら、歌っちゃおうよ。』
『…は？』
HIRO『いいじゃん。ここに歌詞だってあるし。
曲ならATSUSHIやってくれるっしょ。』
ATSUSHI『なんですか、その投げやり感笑』
HIRO『思いっきり歌って来いよ。朝までコースも
ATSUSHIいいって言ってたし。』
ATSUSHI『ちょ、HIROさん！笑』
凄いアタフタするATSUSHIさん。
それを見て楽しんで笑ってるHIROさん。
街並みとか、事務所の雰囲気は変わってても、
人々は変わってないんだって
なんか、安心した。
HIRO『また泣いてるし。笑』
『違うんだって、…嬉しくて。』
ATSUSHI『はいはい。んじゃ、借りますよ。』
HIRO『娘を頼んだぞ。笑』
娘。 今でもそう思っててくれてた。
頭をポンポンとあの時と同じように
撫でてくれる。ATSUSHIさん。
『よかった。ここに来て…。』
ATSUSHI『来ればよかったのに。電話も出ないし。』
『本当に、そうだよね。笑』
ATSUSHI『変なところ本当バカだよね笑』
『それ今言わない約束。』
ATSUSHI『はいはい笑』
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吉 野 み ゆ - やばいです、途中泣きそうになりました更新頑張ってください (2020年4月25日 0時) (
レス) id: 9f418f690e (このIDを非表示/違反報告)
yuki - このお話めちゃめちゃ好きです！更新楽しみにしてます！！ (2019年11月4日 22時) (レス) id: 20390036ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エル | 作成日時：2019年9月10日 19時
