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壱馬に家まで送ってもらった。
夜遅いからって。
目的の場所まで何かを話してた。
だけど、頭の中には自分のことでいっぱいで、
何を話してるのか、分からなかった。
壱馬『おい、…美月？』
『んぁ？あ、そうだね笑』
壱馬『まだ何も話してないんやけど。』
『あ、ごめん。』
壱馬『さっきから変やぞ。なんかあったん？』
『別に、何も無いよ』
分からないんじゃなくて、していなかった。
終いには、心配までされた。
鋭い眼差しで、ずっとこちらを見つめられた。
ずっと壱馬の目を見つめていたら、なにか見透かされるような気がして、逸らして、話題を変えた。
『んじゃ、ここだから…じゃあね』
家に帰ろうとするも、壱馬に呼び止められた。
壱馬『…またな。』
『うん。』
何かを言いかけて、壱馬は止めた。
家に入ると、一気に涙が溢れた。
手が動かなくなってるってことは、
生きる時間も短くなってるということ…。
『死にたくない…。』
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吉 野 み ゆ - やばいです、途中泣きそうになりました更新頑張ってください (2020年4月25日 0時) (
レス) id: 9f418f690e (このIDを非表示/違反報告)
yuki - このお話めちゃめちゃ好きです！更新楽しみにしてます！！ (2019年11月4日 22時) (レス) id: 20390036ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エル | 作成日時：2019年9月10日 19時
