伝説の彼女 ページ14
エレベーターに乗って、彼女が行ってしまったあと、その紙と一緒にレコーディングブースの方へ
戻ってった。
壱馬『あ、帰ってきた。』
陸『もーー！なにしてたの！北人だけだよ！』
北人『すみません。』
壱馬と陸さんは、僕が彼女のことを追ってる間に、
もう撮り終えたらしく、あとは僕のみだった。
壱馬『北人、手に持ってんの、何それ。』
北人『あ、渡しそびれちゃって、』
陸『あ、届けに行ってたんだ。』
北人『まあ、最終的にあげるって言われちゃったんですけど、笑』
そう言って笑うと、2人は息することを忘れ、
こっちを黙って見ていた。
北人『え、息してますか？笑』
壱馬『…ホンマに言われたん？』
北人『はい。』
陸『さっき、HIROさんがこっちに来てさ。』
北人『え！？来てたんですか！！』
陸『うん、笑で、あの子のこと、話してた。』
北人『…あの、歌ってた子ですか？』
壱馬『おん。あの子、相当やべーよ。』
名前も何も知らなかった。
ただ、歌ってるところを見て、すごい子だなと
思ってただけだった。
でも、
壱馬『あの、伝説の彼女だって。』
急に、遠い存在に彼女はなってしまった。
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吉 野 み ゆ - やばいです、途中泣きそうになりました更新頑張ってください (2020年4月25日 0時) (
レス) id: 9f418f690e (このIDを非表示/違反報告)
yuki - このお話めちゃめちゃ好きです！更新楽しみにしてます！！ (2019年11月4日 22時) (レス) id: 20390036ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エル | 作成日時：2019年9月10日 19時
