闇の中で ページ13
スバルが目を覚まし、ベアトリスと出会っていた頃、ステルスは用意された自室にいた。
ーーーー
？？「じゃあ、全部お前の予想通りだったってことかよ」
ステルス「まあそう言うことになるねえ」
向かい合う人物の不機嫌な様子に苦笑し答えるステルス。
？？「＿＿気になってたんだが」
ステルス「何かな？」
？？「何であのニンゲンの名前がわかったんだ？」
ステルス「ああ、あれはね」
静かな笑みとともにステルスが取り出した物を見た瞬間、室内に強い風が吹く。
ステルスと向かい合っていた人物が首にナイフを突きつけている。
ステルス「＿＿なんだい？」
ステルスは全く動じず、静かに問う。
？？「勘違いすんなよ。」
ステルス「何のことかな？」
？？「あれはお前がやったんじゃねえ。俺だ。」
ステルス「……それで？」
？？「何でお前が
ステルス「何故だろうね」
？？「とぼけんな。てめえが知らねえはずねえだろ」
ステルス「さあ。
でも１つわかることはある。」
？？「＿なんだ。」
ステルス「君は俺を殺 さない。というより、殺 せない。
＿＿違うかな？」
長い沈黙の後、先に折れたのは目の前の人物だった。
？？「＿＿＿ﾁｯ」
舌打ちをするとナイフを離し椅子に座る。
ステルス「あんまり騒ぐな。気づかれると困るのは君だろう？」
ステルスは人差し指を口に当て、しーっと笑みを浮かべた。
ステルスは人影の横を通り、部屋にある机に
それに指で触れ、静かに微笑む。
ステルス「契約もある。君にはまだ協力してもらうよ。」
ステルスが振り返ると、既に人影は消えていた。
ステルスは苦笑し、物を丁寧に仕舞うと窓の外を眺めた。
ステルス「楽しませて欲しいものだね。彼にも、ナツキ・スバルにも。
＿＿君もそう思うだろう？」
そう言うとステルスは寝台に座る先程とは違う、新たな人影に微笑みかける。
その影は静かに微笑むと、闇に溶けて消えた。
ステルスは窓の外の月を眺める。
ステルス「＿＿＿必ず、救ってみせる。」
ーーーー
＿＿ナツキ・スバルの屋敷での激動の1週間が、静かに幕を開けた。
ラッキーアイテム
スニーカー
ラッキー魔法
バ○ス←スバル((
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 76人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
皐月蒼＆夜/夜月(プロフ) - 文スト外伝は絶対見てほしいさん» コメントありがとうございます！そうなんです、太宰さんに似たキャラがいいと思って生まれた主人公くんです！笑 更新ゆっくりですが気長にお待ち頂けたら嬉しいです♡ (9月17日 19時) (
レス) id: 4bb7d6719c (このIDを非表示/違反報告)
文スト外伝は絶対見てほしい - とっても面白いですね！主人公が太宰さんに似てる！好き！これからもこの作品を応援しています。 (9月15日 22時) (レス) @page13 id: 7afe0da078 (このIDを非表示/違反報告)
皐月蒼＆夜(プロフ) - まとめての返信になるのですが更新はします！ただ受験生のためかなり遅いです、、ぼちぼち書いてるのでご安心ください！ (2020年4月17日 15時) (レス) id: 1190da7c8b (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - ﾓｳｺｳｼﾝﾊｻﾚﾅｲﾝﾃﾞｼｮｳｶ(超小声） (2020年3月17日 3時) (レス) id: 20c3ff5d84 (このIDを非表示/違反報告)
あっすー(プロフ) - ちゃんと読みたいです！ わがまますみませんが、このサイト一番のお気に入り作品はこれなんです！ (2020年3月12日 22時) (レス) id: a6a724eeeb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夜 | 作成日時：2018年12月31日 14時
