メールとはがき ページ14
〜川西side〜
川「ほな、俺こんだけ読むからAはこれ。水田はこんだけ読んでくれるか」
貴「はい!分かりました!」
水「分かった」
3人は読むものと読まないものを分けていった
川「あ、これ…」
俺はそのメールを直ぐに読まない方に分けた
川「これもか…」
そうしていくうちに読まないメールが溜まっていった
貴「川西さん?さっきから、あ、とか、これもか…とか心の声漏れてますよ(笑)」
川「あ、ほんま?(笑)」
貴「そっちはどんなメール来てます?見せて下さい!」
え!?
川「あかん!!」
これだけは、見られたらあかん
水田は俺の反応を見て察したらしく一緒にAを止めた
水「A!それは、ええやんか。自分の先読みや〜」
貴「何でですかー?ちょっとだけ!」
川「あ…」
Aは俺が読まない方に置いたメールを手に取った
貴「あー。こういうのもあるんですね。…てあれ?」
1つのメールでAの手が止まった
それは、俺とAの関係に嫉妬した俺のファンからのメールやった
『付き合ってる訳でもないのに、川西さんに媚び売ったりしないで下さい!』
『芸人やめて下さい』
『川西さんに近づかないでください』
『死ねば?』
と内容は散々なものやった
このような内容のものは俺が読まない方に置いたものの中で大半を占めていた
川「あの、A…!」
貴「あ、全然大丈夫ですよ!!こんなの慣れてるし。女芸人には付き物ですから。気にしないで下さい!!」
声を震わせながら、無理に作った笑顔を俺と水田に向けた
メールの紙を持つ手は少し、震えていた
俺は落ち着かせようとその手をそっと握った
でも…
パッ
直ぐにその手を離されてしまった
貴「あ、ごめんなさい…」
やっぱり言われたことを気にしてるようやった
それからAには何となく避けられるようになった
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玲奈(プロフ) - まりぃさん» いつもありがとうございます!!御三方の結末は書かせていただきます。 (2018年12月29日 18時) (レス) id: d747027dfd (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - いつも楽しく見てます!川西さんかゆずるさんか亜生さんでお願いします…… (2018年12月29日 15時) (レス) id: 84029c2ba0 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈(プロフ) - くんかるさん» ありがとうございます!!どちらの結末も書かせていただきますー!! (2018年12月22日 0時) (レス) id: d747027dfd (このIDを非表示/違反報告)
くんかる(プロフ) - 川西さんか亜生さんの結末がみたいです! (2018年12月20日 16時) (レス) id: d401be78c7 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈(プロフ) - 凛さん» いつもありがとうございます!どちらの結末も書かせて頂きます! (2018年12月20日 9時) (レス) id: d747027dfd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:REINA | 作成日時:2018年7月23日 23時