お前ら日常コントの神か【Fischer's】 (ページ45)

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仕掛けちゃうよその3 ページ45

『えっと...まずは、1週間もみんなから連絡もらってたのに返事しなくてごめんなさい』

開口一番、そう言って頭を下げる。

ここに関してはめちゃんこ罪悪感あるので、心を込めて謝っておく。

『ほんと、すっかり精神的にやられちゃいまして...。全然外に出なかったから食べ物も底を尽きかけてたりとか...あはは...』

シルク「仕方ねぇよ、あんなことがあったわけだし...」

『うん...ごめんね』

誰も口を開かない。とても気まずい。

ただでさえ1週間も音信不通状態だったというのに、これでいきなり抜けるとか言い出すんだぜ？ヤバいだろ私。

モトキ「...それで、話したいことっていうのは...？」

控えめにもっきゅんが聞いてきた。他のみんなもやはりそこが一番気になってるようで、やや前のめりがちになった。

ここからが本番だ。

『あぁ...うん、えっとね...

私、Fischer's抜けようと思う...』

その瞬間、室内が凍りついたみたいに誰も動かなくなった。一人一人の息づかいも聞こえず、気温が一気に5℃は軽く下がったように感じた。

そんな時間も本当に一瞬で。

次に瞬きをした時にはみんなが驚いた顔をしていた。

ぺけたん「え！？ちょ、茜何言ってんの！？」

ンダホ「本気なのそれ！？」

マサイ「はぁあ！？どういうことだよ！？」

ダーマ「お前それガチで言ってんのかよ！！！」

真っ先に抗議の声を挙げたのはぺけとダホとマサイ、そして意外にもダーマだった。

ザカオは頭が追いついていないのか目の焦点が定まっていないし、シルクともっきゅんは静かに私を見つめている。

ダーマ「おい！！答えろ！どういうことだよ！！」

私の胸ぐらを掴んばかりの勢いで迫ってくるダーマ。

...そうだ、こいつ年末の動画でもすごい語ってたもんな、こんなこと言ったら怒るに決まってるか。

シルク「ダーマ、やめろ。茜」

ダーマを制し、私と目を合わせるシルク。その声はいつになく低く静かで、思わず肩が震えた。

シルク「何があった？お前がそんなに思い詰めるくらい、俺らには相談出来ないこととかあったのか？...頼む、話を聞かせてくれ」

その目はとても真っ直ぐで、気を抜けば心のうちを見透かされそうで。

目を逸らしたくなったが、ドッキリのためだ！と自分に言い聞かせ、ぽつりぽつりと話し始めた。

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更新めっちゃ遅くなっててすみません...。

インスピレーションは湧いてるんですけど1日24時間じゃ足らない...。