【APH】libro di storia【短編集】

かまって 【独】 ページ18

「ルートルート聞いて聞いて、あのなぁ…」

人が返事もせず会話を続ける

そう、Aは相手の事も考えずに話てしまう事がある



話の内容は今日は何を食っただのくだらないことばかりだ

残りの仕事も片付けてしまいたいルートヴィッヒは流すように聞いている

「…ってルート聞いてる？」

独「そうだな」

話を聞いてない彼は共感の一言

これは聞いてない証拠で…


「む、また聞いてないし」

彼の目の前で仕事姿を覗き込むように見て言った


どうしても構ってほしいAは目の前で精一杯のぶりっこをしてみたり、資料にフッと息を吐いてみたり

それでも仕事を続けている

そういえば彼が所持しているイケナイ雑誌
教官物だったななんて思い出して

モデルさんと同じポーズをとってみる


「ほれ、おむねだぞ〜」

なんていってみると


独「お…おま……どこでそれを…」



やはり


「ルートは教官物が好きなのかな〜？」

と彼の背後に周り、


耳元で


「今日はどの体位でありますか教官」



構ってほしさに言ってみると

独「今日は正常だな」


案の定返事が返ってくる




「じゃ、今日もよろしくであります」

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