とある大型犬とそのマスター (ページ10)

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DK side

サイン会が無事に終了した

この日のためにわざわざ会いに来てくれたCaratには本当に感謝しきれない

中には僕のことをみて泣き出してしまう方もいて

そんなCaratちゃんたちに対して、精一杯僕にできる限りの

"ありがとう"や"愛してる"を伝えたつもり

実は僕会場に入ってすぐに、

楽屋で聞いていたミンギュのペンの方を

40人のCaratちゃんの中から見つけましたㅎㅎ

あったぶんこの方だろうな〜って風にね

僕たちから見て右側

1番前の列で一生懸命ミンギュに向かってアピールして、写真を撮っていた方

噂通りの美人さんだった

でも一緒にお話をしてみたらとても面白い方で、

メンバーたちと話しているかのように感じてしまうくらい

ラフで、変に気を遣わなくても平気なんだって思ってしまう感じ？

僕がみかんを速く剥くのが得意という話で

「実は私も得意なんですよ！」

と自慢気に話していた姿が忘れられないㅎㅎ

でももっと面白くて衝撃的だったのはこのあとで

今からはサインを書くときにお名前を聞けたからAさんって呼ぶね

Aさんは僕からミンギュに移っていったとき

丁度僕の左隣にいるハニヒョンが

僕の次のCaratちゃんと話が盛り上がっていて

僕暇だったの、いつもだったら会話に参戦しようとか思うんだけど

今回はAさんを目で追ってしまっていた

そのまま追っていたのだが数秒後？

ミンギュがAさんの手を握って

タポさんでしょっ？って聞いたんだ

その瞬間視界からヒュンってAさんが消えちゃって

なんだなんだと近くのスタッフのヒョンが見に行ってくれたところ

まさかのイスごとひっくり返ってるっていうㅋㅋ

こんなにも面白くて綺麗なファンの方がいるなんて

ミンギュ…ちょっと羨ましいなㅎㅎ

そのあとも中々次のCaratちゃんが来ないから、

ミンギュとAさんの会話を聞いていたんだけど

途中でミンギュが

「あの！何歳ですか！」

とシュアヒョンからデリカシーがない！って怒られそうなことを聞いていた

ちなみにAさんは

「ヌナです」

と小さな声で答えていた

サイン会終了後、ミンギュが

「ヌナ…ヌナかぁ」

と幸せそうに何かを噛み締めていたのを僕は見た

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