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ずっとこのままヌナとオトモダチか
ある日ふと思ったんだ
何年も前からずっとある心のモヤがそれに気づいたことにより濃くなった気がした
だから…あの冬の日
オトモダチから恋人になりたくて
今まで所謂恋というものをしたことは無くて
でも沢山有り難いことに告白は沢山の子からしてもらっていたから
ヌナに告白したけどまさかあんなことになるなんて思ってもいなかった
今俺の近くにヌナはいません
今どこにいますか?
元気に暮らしていますか?
あの日本当はされていないけど何故か
差し伸べた手を振り払われた、そんな気がした
だからか、それを自覚してから今に至るまで常に胸にぽっかりと穴があいたかのように感じます
あぁヌナ会いたい、会いたいよ
そうしていくつか季節が過ぎていった
ただある日抜け殻のような俺に1つの希望がみえた
とあるCaratがヌナについて教えてくれたんだ
ふふㅎㅎヌナも寂しいんじゃん!!
そのCaratさんから聞いた話から推測するとこれしか思いつかなかった
正直、ヌナとオトモダチとしてはあまり長くはいないけど
もうデビュー前も含めたらかれこれ5年以上?俺のペンとして居続けてくれているんでしょ?
じゃあ5年ぐらいの付き合いになるじゃん(?)
こうしてヌナとどうにかこうにかしてまた一緒にいられるように俺は…、頑張った!
実はヌナとカトクを交換したあの日しれっと電話番号を入手?していたんだ…
このことをメンバーに言ったら非難殺到がすぐ予想できちゃうけど
ただ俺は自分の想像以上に怖がりみたいで未だにその電話番号に電話をかけられていません
今日こそ、今日こそはっ!とスマホと向き合うんだけど
今度こそこれで失敗したらヌナと二度とあえなくなりそうで…
どうしよう…
ねぇ、ヌナ?俺たちはもう2回目のワールドツアーに行っちゃうよ?
それもヌナの故郷の日本に…だよ?
本当に…本当にペンをやめちゃうの?
結局こんな想いを胸に宿したまま、もう約半年以上が経ってしまった
気づいた頃には沢山のペンたちが俺たちの到着をカメラを構えながら待つ
仁川国際空港までついた
ここで問題が1つ、
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作者名:ayuyu | 作成日時:2023年1月11日 12時