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ページ30

実際は30秒あったか無かったか程の時間だったと思うが


体感では1時間程悩んだかのように感じた



そうして悩みに悩んだ結果、でた結論は



「すみません、何も(状況説明も)いらないので帰らせて頂いてもよろしいでしょうか…」


「あっあと、記憶からも消して頂いて…」

これだ




結局ここは何処なのか聞けていないし、もしかしたら帰れない場所かもしれないのだが



今すぐこの場所から離れることが1番優先順位が高いと判断したためだ




なんというご都合主義というか、我儘だなとは思うが、今は譲れない



部屋の端っこの方に自分のカバンも立てかけてあるのも見つけたし…




目の前には困惑中のキムミンギュ




そんなキムミンギュを横目に私は



やけにフッカフカな布団から抜け出し




隅っこに立てかけてあったカバンを掴み




キムミンギュが出てきたドアから部屋を出た





「あっちょッヌナ!!今は出ちゃだめ!!」




後ろからは焦った声が聞こえてくるが問題ない



勢いよくドアを開けると目の前にはだだっ広い廊下の登場






ここまでくればここが宿舎なのかなと予想がつく




しかし、今はどのテレビ番組にも映っていなかった場所(廊下)なため





右か、左か、どっちの方向が玄関かなんてわからない




困ったときは利き手である右の方向に進むのが私の癖





右の方向に廊下を進み、出てきたドアを開けるとそこには








『キャ〜!!!誰だ?!サセンか?!』








「サセンではないです!!玄関はどこにありますか!!』






SG「廊下をまっすぐ進めばありますよってそうじゃなくて!あなたは誰ですか?!!」





ブソクソンがのんびりくつろいでいた




突然リビングに知らない女性が入ってきたらサセンと疑っても仕方があるまい




一応サセンではありません!と弁解しつつ
玄関の場所を聞いてみる





カオスな状況は今まで何回も起こしたことがあるが今回はその中で1番やばいかもしれない






そんな中背後から声が聞こえてきた




「ヌナァ!!……って間に合わなかったか」






三者三様に驚くブソクソン



家に帰れないかもしれない…打ち首か?と色々困惑中の私



ほらぁ行っちゃだめっていったでしょ!っと何故かドヤ顔の大型犬




どうしようこの状況……何か悪いことでも私したか?

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設定タグ:SEVENTEEN , キムミンギュ , KPOP
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作者名:ayuyu | 作成日時:2023年1月11日 12時

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