とある大型犬とそのマスター (ページ12)

今日:35 hit、昨日:80 hit、合計:417,718 hit

・ページ12

VN side

SG「あと、どうやったらボノニの唸りが無くなるのも」

「じゃあ、どうすればいいの？」

自分ですら、なんで悩んでいるか理解できていないのに、スングァニにはわかるというのか…

SG「ボノナは寂しいんだよ！ミンギュヒョン、携帯ばっかりいじってるから、、

お前はディノというダンスバカなマンネがいるけどDN「ねぇスングァニヒョン何か言った？」

ヒポチの中ではマンネじゃん？だからさもっともっとヒョンたちに甘えて、

そして素直にミンギュヒョン、僕寂しいって言えばいいんだよ！」

目をキラキラさせながら一生懸命説明してくれるスングァニ

それと反面そんなスングァニを見ながら

スングァニもボカチのマンネなんだけどな、

と疑問もいだいてしまう

でも、

「ふ～ん、僕は寂しかったんだなぁ」

いくら考えてみても、自分が寂しいだなんて思いつかなかった

あんまり言葉にするのが苦手だけど、伝えてみるか…

SG side

最近ボノニが何か悩んでいるみたいだ

無自覚っぽいけど、これは相当悩んでいるに違いない！

僕の長年の勘がそう訴えている！

また、ヒポチ、パフォチ、ボカチ、それぞれチームごとに集まったときのことなんだけど…

『アー↑アー↑アー↑アー↑アー↓アー↓アー↓』

WZ「……スングァナ」

僕はちょうどその時ドギョミヒョンと一緒に喉を温めるために発声練習をしていた

するとウジヒョンに話しかけられた

「ウジヒョン？なんですか？」

WZ「なんか、最近ボノニの調子が悪そうで…歌いづらそうだし…

スングァナだったらなんか知ってるかなって思って」

声の調子ですぐに歌っている本人の様子を把握できるなんてウジヒョンならではだ

「僕もボノニ変だな〜とは思ってるんですけど…」

JS「僕も最近ボノニが調子悪そうだと思うな」

廊下にある自動販売機にジャンケンで負けて水を買いに行っていた、シュアヒョン

JH「俺も〜そー思う〜」

JS「ジョンハナ、早くストレッチ始めないと」

JH「へ〜い！」

練習室の床で軟体動物みたいにクタッと横たわっていた、ジョンハニヒョンまで

DK「うそ？！全然気づかなかった……」

自分だけが気づいておらず、驚きのあまり口をあんぐりと開けているドギョミヒョンを抜けば

ボノニの不調子は僕だけでは無く、ボカチのヒョンたちも気づき始めていたんだ

・→←平和主義者は考える